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日本HP、Xeon MPの4-Wayに対応した2Uサイズの高密度サーバー『hp ProLiant DL560』を発表

2003年03月12日 23時21分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は12日、IAサーバー“hp ProLiant(プロライアント)”ファミリーの新製品として、ラックマウント型の新モデル『hp ProLiant DL560』を追加すると発表した。併せて、『hp ProLiant DL320』にPentium 4-2.26GHzを搭載する第2世代となる『hp ProLiant DL320 Generation 2』を発表した。価格は、『hp ProLiant DL560』が108万円から、『hp ProLiant DL320 Generation 2』が19万円。ともに3月中旬に出荷を開始する。

『hp ProLiant DL560』
『hp ProLiant DL560』

『hp ProLiant DL560』は、エンタープライズシステム向けのIAサーバーで、Xeon MPの4-Wayに対応したのが特徴。高さ2Uのラックマウント型筐体を採用し、筐体内の冷却効率や電力効率を高めたことで高密度化しており、42Uラックに最大84個のCPUを搭載できる。メモリー(PC2100対応レジスタード、ECC付き)はオンラインスペアーに対応しており12GBまで実装可能。RAID 0/1対応コントローラーを搭載しており、ホットプラグ対応のディスクドライブを2台まで搭載できる。64bit PCI-Xスロット×3、Gigabit対応ネットワークポート×2を装備する。また、冷却ファンはホットプラグ対応のリダンダント対応のものを10台搭載する。

主な構成価格例は、Xeon-MP 1.50GHz×1、512MBメモリー搭載の『ProLiant DL560 R01 X1500-1M 1P 512MB』が108万円、Xeon MP-1.90GHz×2、1GBメモリー搭載の『ProLiant DL560 R01 X1900-1M 2P 1024MB』が200万円、Xeon MP-2.0GHz×2、1GBメモリー搭載の『ProLiant DL560 R01 X2000-2M 2P 1024MB』が300万円。

同社では、ERMやデータマート/データウェアハウス、データベースのほか、クラスター構成のエンタープライズレベルのアプリケーションに対応可能としている。

『hp ProLiant DL320 Generation 2』
『hp ProLiant DL320 Generation 2』

『hp ProLiant DL320 Generation 2』は、エントリーレベルの1Uラックマウントサーバーで、Pentium 4-2.26GHz、128MBメモリー、Ultra ATA/100対応デュアルチャネルコントローラーを搭載し、ATA RAID 0/1に対応する。Gigabit対応LANポート×2を装備する。販売するモデルは『ProLiant DL320 R02 P2260-512K 128MB ATA』となり、価格は19万円。

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