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日本セキュアジェネレーション、高速指紋照合エンジン『SecuSearch』の販売を開始

2003年03月11日 19時56分更新

文● 編集部

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日本セキュアジェネレーション(株)は11日、指紋の特徴点データをキーとして、1万人の指紋データから1秒で本人を特定できる指紋照合エンジン『SecuSearch(セキュサーチ)』の販売を4月1日に開始すると発表した。

サンプルアプリケーション
サンプルアプリケーションの画面イメージ

『SecuSearch』は、“インデックス・テクニック”と呼ばれる検索機能を利用するのが特徴。これはあらかじめ指紋特徴点データを検索に最適な形でメモリー上にロードしたうえで検索を行なうもので、辞書で見出しを利用して該当文字を探し当てるような手法で指紋照合を行なうという。これにより、検索スピードを1万人の検索で平均1秒に高速化したとしている。アプリケーションに組み込むには、指紋読み取り装置などのデバイスの制御や指紋読み取り、テンプレートの抽出に、現在提供中の開発キット『FDx SDK』を利用し、指紋照合の部分を『SecuSearch』で行なうことになる。同社の組込み用指紋認証モジュール『FDA01』を利用した指紋認証ドアロックシステムとの連携も可能。

価格は、『SecuSearch』のサーバーライセンスが57万円、指紋読み取り装置が2万5800円から。同社では、IDの入力が不要であることから、自治体や医療機関、サービス業、建設業を中心に導入を進めるとしている。

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