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エーピーシー・ジャパン、ラック内サーバー冷却装置『NetworkAIR RM Air Distribution Unit』を発売

2003年03月03日 17時05分更新

文● 編集部

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(株)エーピーシー・ジャパンは3日、データセンター向けに、2Uサイズのラックマウント型の空調機器『NetworkAIR RM Air Distribution Unit(ネットワークエア RM エア・ディストリビューション・ユニット)』(ACF003)を発売すると発表した。価格は11万9000円。20日に出荷を開始する。

『NetworkAIR RM Air Distribution Unit』
『NetworkAIR RM Air Distribution Unit』

『NetworkAIR RM Air Distribution Unit』は、ラックの一番下に設置することで、データセンター内の電算機用空調システムによってフリーアクセスフロアから供給される冷気をラックの前面に吹き上げ、ラック内のサーバーをより効率的に冷却する装置。多数のサーバーに搭載されたファンが前面から背面に暖気を排出することから、サーバー機器内部の冷却が可能となる。風量や吹き上げる風の高さを調節するためにブロワー型ファン×2を搭載するほか、電源は二重化され、ダスト(埃やちり)対策にフィルターが付属する(交換用フィルター3個セットの価格は9200円)。

本体サイズは幅421×奥行き737×高さ89mm、重量は18.5kg。電源はAC100V(50/60Hz)。風量は、フィルターなしの場合で1時間あたり1376m3、フィルターを搭載した場合で1時間あたり875m3(いずれも60Hz時)。

なお、通常冷気は床に滞留するため、床下空調システムが完備したデータセンターだけでなく、多数のラックマウントサーバーを設置する企業内データルームでの利用も可能となる。

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