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日本IBM、HDD復旧ツールをプレインストールしたデスクトップパソコン“NetVista”シリーズの新製品を発売

2003年03月05日 00時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本アイ・ビー・エム(株)(日本IBM)は5日、デスクトップパソコン“NetVista”シリーズの新製品として、省スペース型筺体を採用する『M42 Slim』に7モデル、横型デスクトップ筺体の『M42』に8モデル、タワー型筺体でスペックをユーザーが変更可能なB.T.O.(Build To Order)専用モデル『A30pカスタマイズ・モデル』を同日付けで出荷開始すると発表した。価格はM42 Slimが10万5000円から(IBMダイレクト価格)、M42が16万9000円から、A30pカスタマイズ・モデルが10万7800円から。

NetVista M42 Slim NetVista M42
『NetVista M42 Slim』『NetVista M42』

今回発表されたM42 SlimとM42の新製品は、CPUを高速化し、上位モデルとしてラインナップに追加したもの。M42 SlimではPentium 4-2.66GHz(従来の最高動作クロックは2.53GHz)、およびCeleron-2GHz(同じく1.7GHz)搭載モデルを投入。M42ではPentium 4-2.80GHzと2.66GHz(従来は2.53GHzまで)搭載モデルが追加された。

NetVista A30pカスタマイズ・モデル
『NetVista A30pカスタマイズ・モデル』。外観は3機種とも従来から変更はない

A30pカスタマイズ・モデルは、CPUにPentium 4-2.66/2.53/2.40GHz、メモリー容量は最大768MB、光メディアドライブはCD-ROM/CD-RW&DVD-ROMコンボ/DVD-RAM/R/CD-RW対応ドライブなどから選択できる。

なお、今回発表された製品には、いずれもHDDの内容を一部領域(別パーティーション)にバックアップしておき、万一の場合に復旧できるユーティリティーソフト『Rapid Restore PC』をプレインストールしている。これはIBMが提唱する、顧客の利用環境や生産性の向上に寄与するための付加機能“ThinkVantageテクノロジー”の一環で、トラブルが起こった際にもパソコンを使えない時間を最小化するのが狙いだという。

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