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シャープ、IEEE 802.11a/b/gに対応した2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応パワーアンプ『IRM042U』を発売

2003年02月28日 21時28分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は28日、無線LAN規格“IEEE 802.11a/b/g”に対応可能な2.4GHz/5GHzデュアルバンドパワーアンプ『IRM042U』を開発したと発表した。サンプル出荷は3月で、量産出荷は6月。サンプル価格は750円。

『IRM042U』
『IRM042U』

『IRM042U』は、これまで2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g)用と5GHz帯(IEEE 802.11a)用の2個必要だった無線LAN用パワーアンプを1パッケージにして実装面積を約半分にしたほか、利得を2.4GHz帯で33dB、5GHz帯で29dBに上げたことで、プリアンプなどの外付け部品を追加しなくてもほとんどの無線LANチップセットに接続できるのが特徴。これにより、IEEE 802.11a/b/gの3種類の規格に対応した切手サイズのコンボカードや、モバイル機器に組み込みやすくなるとしている。動作周波数は2.4~2.5GHz/4.9~5.9GHz。消費電流は、IEEE 802.11bの場合120mA、802.11a/gでは170mA。パッケージはヒートシンク付きの24ピンQFNで、チップサイズは4×4mm(リードレス)。

併せて、パッケージとピン配置が同じシングルバンド対応パワーアンプもラインアップする。2.4GHz帯用が『IRM040U』、5GHz帯用がIRM041U』。

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