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メルコ、不正アクセス検出機能を搭載したブロードバンドルーターやUSB 2.0インターフェースPCカードなどを発売

2003年02月26日 22時38分更新

文● 編集部

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(株)メルコは26日、“BUFFALO”ブランドの新製品として、不正アクセス検出機能を搭載したブロードバンドルーター『BLR-TX4M』、CardBus対応のUSB 2.0/1.1インターフェースカード『IFC-USB2CB/UC』、10/100BASE-TX対応HDD『HD-160LAN』『HD-250LAN』、LSM2-L3-24専用Gigabit拡張モジュール『LSM2-OP-GS』『LSM2-OP-GL』、アナログ/デジタル対応の17.0インチワイド液晶ディスプレーの シルバーモデル『FTD-W17VS-ST』、コンパクトフラッシュ専用のUSB 2.0対応カードリーダー/ライター『MCR-CF/U2』を発売すると発表した。

『BLR-TX4M』『BLR-TX4M』

『BLR-TX4M』は、DoS攻撃やポートスキャンなどを検出して防御する“不正アクセス検出”機能を搭載し、最大スループットが65Mbps(実効スループットが45Mbps)のブロードバンドルーター。不正アクセス検出のほか、VPNマルチパススルーやダイナミックDNS、URLフィルタリング、パケットフィルタリング、静的IPマスカレード、DHCPサーバー/クライアントなどの機能を搭載する。DMZアドレスの設定やUPnPにも対応する。インターフェースは、WAN側が10/100BASE-TX×1ポート、LAN側はAuto MDI/MDI-X対応の10/100BASE-TX×4ポートで、スイッチングHub機能を搭載する。電源はAC100VでACアダプターを利用する。消費電力は最大約3.75W。新デザインの筐体を採用しており、本体サイズは幅145×奥行き33×高さ124mm、重量は235g。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/95/NT 4.0、Mac OS。設定にはInternet Explorer 4.0以降、あるいはNetscape Navigator 4.5以降が必要。長さが30cmの極細フラットLANケーブルとユーティリティーCD-ROMが付属する。価格は6980円で、出荷予定は3月下旬。

『IFC-USB2CB/UC』
『IFC-USB2CB/UC』

『IFC-USB2CB/UC』は、CardBusに対応したUSB 2.0/1.1インターフェースのPCカード(Type II)。付属のUSB給電ケーブル(70cm)をパソコンのUSBポートに接続することでUSBバスの供給電流を増やせるのが特徴。PCカード単体では2ポートで合計350mA、USB給電ケーブルを利用すれば2ポートで合計850mAまで利用できる。これにより、たとえばUSB給電のポータブルHDDやMOをACアダプターなしで利用できるようになるという。ダウンストリームポート(USB Aコネクター)×2ポートを装備し、ポートごとに過電流検出機能を搭載する。カードサイズは幅54×奥行き13×高さ121mm、重量は47g。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP SP1/Me/2000/98 SE/98。なお、“USB 2.0(Hi-Seed)”のロゴ認証を取得しているという。価格は6100円で、出荷予定は3月中旬。

『HD-160LAN』『HD-160LAN』

『HD-160LAN』と『HD-250LAN』は、LAN接続に対応した“LinkStation”シリーズの外付け型HDD。容量はHD-160LANが160GB、HD-250LANが250GB。米モトローラ製CPU『MPC8241-200MHz』を搭載する。伝送距離は100m。電源はAC100Vで、消費電力は平均17W。本体サイズは幅173×奥行き180×高さ68mm、重量は1.3kg。ウィザード形式でネットワーク設定が行なえるソフト『簡単セットアップ』のほか、縦置き用スタンド、横置き用ゴム足、LANケーブル(3mのストレート)、ユーテリティーCDが付属する。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE/98/95/NT 4.0、 Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.0.4~10.1.5/10.2~10.2.3。価格は、HD-160LANが5万5500円、HD-250LANが8万9000円。出荷予定は、HD-160LANが3月上旬で、HD-250LANは受注生産となる。

『LSM2-OP-GS』 『LSM2-OP-GL』
『LSM2-OP-GS』『LSM2-OP-GL』

『LSM2-OP-GS』と『LSM2-OP-GL』は、2002年12月に発表したレイヤー3(Layer3)の24ポートスイッチングHub『LSM2-L3-24』専用のGigabit拡張モジュール。Hub前面に2スロット用意されている拡張スロットに装着して、LSM2-OP-GSではマルチモード光ファイバーを利用する1000BASE-SX×1ポート(伝送距離は最大550m)を、LSM2-OP-GLではマルチモード光ファイバーとシングル光ファイバーを利用する1000BASE-LX×1ポート(伝送距離は5km)を増設できる。消費電力はLSM2-OP-GSが最大2W、LSM2-OP-GLが最大2.5W。モジュールのサイズは幅72×奥行き105×高さ24mm。価格と出荷予定は、LSM2-OP-GSが5万5500円で3月下旬、LSM2-OP-GLが8万9800円で4月上旬。

『FTD-W17VS-ST』
『FTD-W17VS-ST』

『FTD-W17VS-ST』は、2002年11月に発表した1280×768ドット表示の液晶ディスプレー『FTD-W17VS』の本体カラーをシルバーに変更したモデル。TVチューナーとスピーカー(3W×2)を内蔵し、本体のみでもTVを視聴できる。リモコンも付属する。液晶パネルは輝度が450cd/m2、コントラスト比は600:1で、応答速度は25ミリ秒。視野角は上下/左右とも170度。パソコン画面の中にTV放送やDVDの映像を表示する“PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)”機能を搭載する。入力はデジタル(DVI24ピン)とアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、コンポジット、Sビデオを装備する。4ポートのUSB Hub機能も搭載する。電源はAC100V~240Vで、消費電力は最大55W(省電力モードでは3W以下)。ACアダプターが付属する。本体サイズは幅513×奥行き159×高さ340mm、重量は6.8kg。チルトは上25度、下5度。価格は8万5000円。出荷予定は2月下旬。

『MCR-CF/U2』
『MCR-CF/U2』

『MCR-CF/U2』は、コンパクトフラッシュ(CF)カード専用のカードリーダー/ライターで、インターフェースUSB 2.0に対応しており、本体のコネクターをUSBポートに挿入して利用できるほか、付属の延長ケーブル(長さ1.5m)付きスタンドを経由して使うこともできる。対応するメディアはCF(最大512MB/3.3V)とマイクロドライブ(最大1GB)。本体サイズは幅60×奥行き83×高さ67mm、重量は30g(スタンド込みでは108g)。電源はUSBから供給し、消費電流は最大150mA。対応機種はPC/AT互換機、Macintosh。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98 SE/98、Mac OS 9.0~9.2.2、Mac OS X 10.1~10.1.5/10.2以降。価格は2980円。出荷予定は3月上旬。

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