このページの本文へ

ソニックブルー、ビジネス向け機能を強化したデジタルオーディオプレーヤー『Rio DR30』を発売

2003年02月26日 17時15分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ソニックブルーは25日、厚さが9.5mmで重量が38.4gのビジネス向けの機能を強化したデジタルオーディオプレーヤー『Rio(リオ) DR30 128MB』と『Rio DR30 256MB』の販売を3月20日に開始すると発表した。価格はオープン。オンライン販売サイト“SONICblue e-Store”では『Rio DR30 128MB』を2万4800円、『Rio DR30 256MB』を3万1800円で販売する。

『Rio DR30 128MB』『Rio DR30 128MB』

『Rio DR30 128MB』『Rio DR30 256MB』は、ビジネスユーザーをターゲットにした日本市場向けの製品で、スピーカー内蔵で厚さ9.5mm/重量約38.4gに薄型/軽量化を図ったほか、ボイスレコーダー機能、電源OFF時やほかのモードからでもすぐに録音を開始できる“スクープボタン機能”、録音中に無声になると録音を停止し、発声と同時に録音を再開する“VOR(Voice Operated Recording)機能”、指定した範囲を繰り返し再生する“A-B区間リピート機能”などのビジネス向けの機能を搭載するのが特徴。ステレオ対応のライン入力端子を装備しており、ライン入力からの録音中に無音を自動的に検知して新規ファイルを作成する“SYNC機能”も搭載する。また、ワールドバンド対応のFMチューナーを内蔵しており、FM番組の録音も行なえる。

再生機能は、WMA(Windows Media Audio)とMP3方式の音楽/音声に対応しており、ビットレートはWMAが32k~192kbps、MP3が8k~320kbps。再生速度の調節も可能。WMA/64kbpsで約4時間(128MB)/約8時間(256MB)の連続再生が行なえる。S/N比は85dBで、周波数特性は20Hz~20kHz。

録音機能は、MP3方式で最大約36時間(Rio DR30 128MB)/約72時間(Rio DR30 256MB)の音声録音(内蔵マイク/8kbps)や、ライン入力による最大160kbpsのステレオ録音に対応する。内蔵マイクでは8k/16k/32kbps、ライン入力では96kbps(LQ)、128kbps(MQ)、160kbps(HQ)の音質設定が可能。

本体には、各国語のID3情報の表示が可能で、日本語表示(漢字/カタカナ/ひらがな)に対応したバックライト付き液晶ディスプレーを搭載する。電源はガム型ニッケル水素電池を利用し、最大約10時間の連続再生、約9時間の連続録音が可能。充電はUSBポート経由で行なう。また、USBストレージとしての利用も可能。本体サイズは幅9.5×奥行き56×高さ84mm、重量は約38.4g(電池別)。ステレオイヤホン、外部マイク、ガム型ニッケル水素電池、電話録音用アダプター/ケーブル、USBケーブル、ライン入力用ケーブル、変換コネクター、CD-ROMなどが付属する。オプションとして専用急速充電器セットを用意する。

アプリケーションとして、音楽/音声データ管理やデータ転送などが行なえるソフト『「Rio DR manager」 for Windows』が付属する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。Pentium II-233MHz以上のCPUを搭載したパソコンが必要。

同社では、通常の利用方法のほか、パソコンを使わずに古いテープやレコードなどのアナログ音声をデジタル録音し、パソコンに保存・ライブラリー化したり、付属の電話録音用アダプターを利用して、電話での強引な勧誘などの会話の内容を証拠として録音したりするといった使い方もできるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン