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ペンタックス、上下左右に180度回転する液晶ディスプレー搭載の『ペンタックス オプティオ33L』を発売

2003年02月25日 17時58分更新

文● 編集部

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ペンタックス(株)は24日、上下左右に180度回転する“フレキシブル液晶モニタ”と有効320万画素CCD、光学3倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ33L』を3月下旬に発売すると発表した。価格は5万5000円。

『ペンタックス オプティオ33L』
『ペンタックス オプティオ33L』
ディスプレーを回転したところ 本体背面
液晶ディスプレーを上に回転させたところ本体背面(液晶ディスプレーを閉じたところ)

『ペンタックス オプティオ33L』は、2002年9月に発表した『ペンタックス オプティオ330GS』などに搭載した、左右に180度回転する液晶ディスプレーを、上下左右に180度回転するようにした“フレキシブル液晶モニタ”を採用したのが特徴。基本的な機能はオプティオ330GSを基にしているが、撮影モードでは“ピクチャーモード”の風景/花/ポートレート/セルフポートレート/ソフト/サーフ&スノー/夕景の7種類のほか、新たに、手描きのイラストのような画像を撮影できる“イラストモード”が追加されている。また、カラーフィルターと同様の効果が得られる“デジタルフィルタ”には、画面の中であらかじめ選択した色(赤/青/緑から1色)の部分のみをカラーで、それ以外をモノクロで撮影する機能も搭載した。

イラストモード デジタルフィルタ
イラストモードデジタルフィルタ(白黒+緑)

有効320万画素(総画素数334万)の1/2.7インチCCDと、焦点距離が5.8~17.4mm(35mmフィルム換算で39~114mm相当)/F値が2.6~5.0で、非球面レンズ1枚を含む5群6枚構成の光学3倍ズームレンズを搭載する。最短撮影距離は40cm(マクロでは10cm)。記録メディアはコンパクトフラッシュ(Type I)で、最大記録解像度は、静止画が2048×1536ドット(JPEG/Exif 2.2、DCF準拠、DPOF対応)、動画が320×240ドット(AVI/Motion JPEG、毎秒約15フレーム)。デジタルズームは約2.7倍。

インターフェースはマスストレージクラス対応のUSBとビデオ出力(NTSC/PAL)。電源はリチウム電池(CR-V3)または単3形電池×2本で、別売のACアダプターも利用できる。リチウム電池では約650枚の撮影が可能。本体サイズは幅105×奥行き41.5×高さ63mm、重量は180g(バッテリー/CF込みで230g)。リチウム電池、3Dイメージビューワー、USBケーブル、ビデオケーブル、ドライバーソフトなどを収録したCD-ROM、ストラップ、液晶ディスプレー用フードが付属する。

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