イースト(株)は24日、ユーザーの“くせ”を生かした手書き風のオリジナルフォントを作成するソフト『おれん字』を28日に発売すると発表した。価格は9800円。
生成した手書き風フォントのイメージ |
『おれん字』は、ユーザーの手書き文字の“くせ”を分析し、それを反映させたオリジナルフォントを作成するためのソフト。右肩上がりや縦長、横広がり、小さい字といった、手書き文字の特徴を抽出するために、200字程度の手書き原稿をスキャンし、それを基に3種類のベースフォント(ARペン楷書体L/セイビシロガネL/セイビ宋朝体)からオリジナルフォントを生成する。くせの“反映度”を調節することによりさまざまなフォントを作成できるという。フォントはひらがな/全角カタカナ/JIS第1・第2水準に対応しており、生成したフォントはWindows用フォントとして利用できる。オリジナルフォントのディスク容量は1書体あたり3MB~6MBとなる。
“反映度”を変えることでさまざまなフォントを作成できる |
対応OSはWindows 98/Me/NT4.0/2000/XP。手書き文字をスキャンするためのカラースキャナー(TWAIN対応)が必要。なお、同社のサイトでは体験版のダウンロードサービスも行なっている。
『おれん字』 |