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ソニー、510万画素&3倍ズームに“スマートズーム”を備えたサイバーショット最上位機『DSC-P10』を発売

2003年03月13日 14時59分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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ソニーマーケティング(株)は13日、デジタルカメラ“サイバーショット”シリーズの新製品として、有効510万(総530万)画素Super HAD CCDと光学3倍ズームレンズ(35mmフィルムカメラ換算時:38~114mm相当、F2.8~5.2)を搭載した『DSC-P10』を4月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は6万円前後。

クロムシルバー メテオブルー
『DSC-P10』のクロムシルバーモデル『DSC-P10』のメテオブルーモデル

DSC-P10は、2月25日に発表された320万画素デジタルカメラ『DSC-P8』と同じサイズの本体を採用し、デジタルズーム時に全画素で撮影して記録時の解像度でトリミングする“スマートズーム”機能を持つ、“サイバーショット”シリーズの最上位モデル。撮像画素が有効500万画素となったため、スマートズーム機能で拡大できる最大倍率は12倍(記録時はVGAサイズ)となる。記録画素数は最大2592×1944ドット、記録フォーマットはDCF準拠(DPOF対応)のJPEGファイルで、印刷向け機能としてExif Ver.2.2(Exif Print)、PRINT Image Matching IIをサポートする。動画記録は最大640×480ドット/毎秒17フレームのMPEG圧縮で撮影可能(連続撮影時間は無制限、記録メディアの容量に依存)。記録メディアはメモリースティック(メモリースティックPRO対応)。

DSC-P8と同様に、起動時間や撮影タイムラグ、撮影間隔の短縮が図られており、同社の実測値によると、起動時間は約2.5秒、シッタータイムラグは約0.39秒、撮影間隔は約1.6秒。バッテリーは容量780mAhのリチウムイオン充電池『NP-FC11』を採用し、約180枚の撮影が可能。パソコンとの接続には、USB 1.1ポートを用意している(USBマスストレージクラス対応)。

本体サイズと重量は、幅108×奥行き35.1×高さ51.5mm/約172g。本体色は“クロムシルバー”と“メテオブルー”(濃青色)の2色が用意されている。なお、P8用に用意されているワイド/テレコンバージョンレンズ(0.7倍/1.7倍)およびレンズアダプターはP10でも利用可能となっている。

DSC-F77(B)
DSC-P10のメテオブルーモデル(左)と並べた『DSC-F77(B)』

同時に、2002年9月に発表された400万画素CCD搭載のコンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”『DSC-F77』のブラックボディーモデル『DSC-F77(B)』も合わせて発表された。本体色以外の機能はF77と同一で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は5万円前後。出荷開始は4月中旬予定。

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