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NTT東日本/西日本、地域IP網の県間接続をISPに提供

2003年02月20日 22時09分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は20日、地域IP網の広域化(県間接続)の実施に伴い、地域IP網の接続形態を追加するため、同日付けで接続約款と料金について総務大臣に届出を行なったと発表した。

接続形態図(従来) 接続形態図(新規追加)
ISPとの接続形態(従来)ISPとの接続形態(新規追加)

これは、ISP事業者が地域IP網と接続する場合に、NTT東日本/西日本それぞれの提供エリア内で、県単位で接続回線を提供する形態だけでなく、接続回線を集約する形態を利用できるようにするもの。NTT東日本では、3月4日に首都圏(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)で提供を開始し、2003年度の早いうちに提供エリア全域に拡大するとしており、NTT西日本では、3月4日に京阪神(大阪府/兵庫県/京都府)で提供を開始し、5月に関西エリア(奈良県/滋賀県/和歌山県)、2003年度の早いうちに提供エリア全域に順次拡大するとしている。
月額料金は、大規模クラス(GbE:1Gb/s毎)がポートあたり月額156万円、中規模容量クラス(FE:100Mb/s毎、ATM:135Mb/s毎、DA/HSD:1.5Mb/s、6Mb/s毎)がポートあたり52万円。このほか回線管理運営費(1回線あたりNTT東日本が月額139円、NTT西日本が147円、および1請求書あたり月額125円)が必要。

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