キヤノン(株)は17日、インクジェットプリンター“PIXUS(ピクサス) i”シリーズのノートブック型プリンター『PIXUS 50i』を3月中旬に発売すると発表した。価格は4万4800円。併せて、インクジェット複合機“PIXUS MP”シリーズの『PIXUS MP730』『PIXUS MP700』『PIXUS MP5』の3機種を発売する。価格はMP730が7万9800円、MP700が5万9800円、MP5が3万9800円。発売はMP730/700が3月7日、MP5が2月21日。
 | 『PIXUS 50i』 |
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『PIXUS 50i』は、印刷解像度が4800×1200dpiで、A4サイズのプリントに対応したインクジェットプリンター。モノクロで毎分13枚、カラーで毎分9枚の印刷が行なえる。ふちなし印刷も行なえる。給紙方式はフリクションフィードで、普通紙で約30枚の給紙が可能。デジタルカメラで撮影した画像を直接印刷できるカメラダイレクト機能も搭載する。インターフェースはUSB 1.1のほか赤外線“IrDA Ver.1.1”に対応。制御コードはBJラスターイメージコマンドを採用。電源はAC100V～240V。消費電力は印刷時で約12W、待機時が約1W。本体サイズは幅310×奥行き174×高さ51.8mm、重量は約1.8kg。対応OSは、Windows XP/Me/98/2000、Mac OS 8.6～9.x、Mac OS X 10.1以降。アプリケーションとして、3D印刷ユーティリティー『3D-PhotoPrint』、パノラマ写真合成ユーティリティー『PhotoStitch』、動画印刷ユーティリティ ー『Movie-PhotoPrint』ほかが同梱される。
 | 『PIXUS MP730』 |
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『PIXUS MP730』は、カラープリンター、カラーコピー、カラースキャナー、ファクスの機能を搭載するほか、デジタルカメラで撮影した画像をプリントできるカードスロット(コンパクトフラッシュ/スマートメディア/メモリースティック/SDメモリーカード/マルチメディアカード対応)を装備したA4インクジェット複合機。2002年10月に発表した『PIXUS 850i』と同等のプリントエンジンを搭載しており、モノクロで毎分22枚、カラーで毎分14枚の印刷が行なえる。また、12cm/8cmメディアに対応したCD-Rのレーベル面のダイレクトプリントが可能で、CD-RトレイガイドとCD-Rトレイが付属する。コピーの解像度はカラーが1200×1200dpi、モノクロが600×600piで、400～25％の拡大縮小が可能(ふちなし対応)。スキャン機能はCISを採用したフラットベッド型で、読み取り解像度は1200×2400dpi(最大9600dpi)。カラーはRGB各色16bit(計48bit)に対応。ADFも標準搭載する。ファクス機能はスーパーG3規格に対応する。
インタフェースはUSB 1.1を装備し、プリントコマンドはMPコマンドを採用。電源はAC100Vで、消費電力は最大約47.7W、待機時が約9.5W。本体サイズは幅439×奥行き496×高さ326mm、重量は約12.8kg。対応OSはWindows 98/Me/2000(SP1以降)/XP。
『PIXUS MP700』はMP7300からファクス機能を省略し機種に相当する。消費電力は最大41.6W、待機時が約7.8W。本体サイズは幅439×奥行き496×高さ253mm、重量は約10.9kg。
 | 『PIXUS MP5』 |
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『PIXUS MP5』は、カラープリンター、カラーコピー、カラースキャナーの機能を搭載した“PIXUS MP”シリーズのエントリーモデル。2002年10月に発表した『PIXUS MP10』と同等の印刷機能を搭載する。解像度は最高2400×1200dpiで、モノクロ毎分14枚、カラー毎分10枚の印刷が可能(A4サイズ)。ふちなし印刷にも対応する。コピーは1200×1200dpiで、スキャンは600×1200dpiに対応。インターフェースはUSB 1.1を装備する。電源はAC100Vで、消費電力は最大で約33.0W、待機時は約5.7W。本体サイズは幅396mm×奥行き413×高さ256mm、重量は約約7.3kg。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。
