6日の予告通り、SeagateのSerial ATA版Barracuda ATA「Barracuda SATA V」が本日発売された。120GBと80GBという2種類の容量がアナウンスされているが、まずは120GB版からの登場だ。
しかし実際の製品が姿を表した途端、アキバはちょっとしたパニックに陥った。
ご覧のとおりのインターフェイス。Serial ATAコネクタ2つの横にあるのはジャンパピン |
右の写真の通り、HDDには付き物の4ピン12V電源コネクタが設けられていないのだ。あるのはSerial ATA信号用コネクタとそれを横長にしたような形状の15ピンコネクタのみ。ラベルのイラストにあるように、この見慣れないコネクタがSerial ATA仕様の電源コネクタなのだ。Serial ATA HDDとして先行したMaxtor「DiamondMax Plus 9“6Y120M0”」にも設けられていたが、こちらの場合は4ピン12Vコネクタが用意されていたためにほとんど気にも留められなかったもの。4ピン12Vコネクタがないということは、さて電源はどうする?と入荷したショップでも半分途方に暮れた状態だったようだ。
しかし、ある所にはあるのがアキバ。HDDは取り扱っていないが、すまいる製4ピン12V-Serial ATA電源変換ケーブル「SAP-154」を販売していたCUSTOMでは、本日閉店までに完売。またスーパーコムでは入荷した「Barracuda SATA V」と同数分「SAP-154」を確保しているとのこと。またZOA 秋葉原本店では週明けより「SAP-154」をセットにした状態で「Barracuda SATA V」を販売するという。
このほか「GA-8INXP」等、Gigabyte製マザーの一部にも4ピン12VからSerial ATA電源を分岐させるケーブルが付属している。
本日時点での価格は以下の通り。なおフェイスによれば80GBモデルの入荷は現在未定とのこと。
価格 | ショップ |
---|---|
Seagate Barracuda SATA V ST3120023AS |
|
\23,979 | TSUKUMO eX. |
\24,500 | スーパーコム コムサテライト3号店 ZOA 秋葉原本店(SAP-154とセットで週明け発売予定) |
\24,700 | フェイス |
\24,800 | BLESS 秋葉原本店 |
すまいる SAP-154(電源変換ケーブル) |
|
\290 | スーパーコム |
\300 | CUSTOM(完売) |