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富士ゼロックス、オフィス向けレーザープリンター事業を分社化

2003年02月05日 23時55分更新

文● 編集部

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富士ゼロックス(株)は5日、オフィス向けレーザープリンターの開発/製造/販売事業を分社化し、100%子会社として“富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社”(FXPS)を2002年12月4日付けで設立したと発表した。4月1日に業務を開始する。

併せて、2001年10月1日に富士ゼロックスと日本電気(株)が両社のレーザープリンターの拡販のため、フェイザー・プリンティング・ジャパン(株)を母体として設立したプリンターの販売会社である富士ゼロックスプリンティングシステムズ(株)の商号(社名)を“富士ゼロックスプリンティングシステムズ販売株式会社”(FXPS販売)に変更し、プリンターの開発/製造会社の新潟富士ゼロックス製造(株)とともに、新会社に統合するという。

新会社の代表取締役社長には、現富士ゼロックス執行役員プリンター事業本部副本部長の堀江潔氏が就任する。本社は東京都中野区本町2丁目46番1号に置く。資本金は50億円で、従業員は約700名(4月1日予定)。同社は、オフィス向けレーザープリンターの開発と製造を行ない、富士ゼロックスと関連会社に製品を供給するほか、OEM、海外輸出、富士ゼロックスプリンティングシステムズ販売を経由した日本電気への製品供給などにより、2005年に世界シェア2桁を目指すとしている。

これにより富士ゼロックスは、複写機事業とビジネスモデルが異なるオフィス向けレーザープリンター事業を分社化し、プリンターのビジネスモデルに特化した経営システムを導入することで、競争力の強化と事業成長の加速を図る。

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