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DynaBook G6/U18PDEW

DynaBook G6/U18PDEW

2003年02月05日 00時39分更新

文● 宇野 貴教

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DynaBook G6/U18PDEW

東芝

オープンプライス(予想実売価格:約35万円)

POINT

DynaBook G6/U18PDEW
「DynaBook G6/U18PDEW」
  1. harman/kardon製ステレオスピーカとサブウーファでサウンドもバッチリ
  2. マルチスタイルベイにドライブやTVチューナを装着可能
  3. 薄型DVDマルチドライブで各種DVDの書き込みが可能(G6/U18PDEW)
東芝は2002年夏に発売された「TransCube 10」で映像関連でも力を入れていく方向性を見せてくれたが、2002年冬の新ラインナップでさらにノートPCにもそれを広げてくれた。単にTVが映るだけでなく、薄型DVDマルチドライブをいち早く採用。自分のスタイルに合ったDVDメディアを利用できる点がポイントだ。


何かを創造するためのノートPC

DVD MULTIドライブ
写真1 G6/U18PDEWのみ薄型のDVDマルチドライブを搭載する。他のモデルでも、マルチスタイルベイにDVDマルチドライブを追加することが可能だ。

 ノートPCブランドとして「DynaBook」シリーズを擁する東芝は、この冬にA4オールインワンノートのラインナップを一新した。その中で最上位となる「DynaBook G6」シリーズは、ハイクリエイティブノートとメーカー自ら銘打っており、映像を楽しむ上で重要な要素となる「見る」「撮る」「残す」の3つのポイントを標準装備で行えるスペックを持つ。単にDVDやTVを見るだけでなく、それを素材にオリジナルのDVDを作成でき、PCを使う喜びとPCで作る喜びを身近に感じさせるマシンに仕上がっているのだ。これまでにも映像系の機能をセールスポイントにするノートPCは多数登場しているが、内蔵ドライブでDVDを鑑賞したり、IEEE1394端子にDVカメラを接続して編集するなど、本音を言えば「できて当然」というものが多く、あまり興味をそそられるとは言えなかった。しかし、このDynaBook G6シリーズの「DynaBook G6/U18PDEW」は、部屋からTVとビデオデッキを駆逐できるほどの能力を秘めている。



TVチューナはMPEG-2エンコード機能を内蔵
撮った映像は編集してDVDへ!

マルチスタイルベイ
写真2 マルチスタイルベイ。写真はダミーのボードだが、TVチューナや光学ドライブ、HDDなどが装着できる。今後、他のラインナップにマルチスタイルベイ実装する可能性もあるという。

 具体的にDynaBook G6/U18PDEWはどのように映像を楽しめるのだろうか? まず基礎となるのは内蔵するTVチューナだ。このTVチューナはマルチスタイルベイと呼ばれるワンタッチで着脱可能なユニットで提供されている。オプションでも用意されているので、未搭載モデルでも簡単に機能を追加可能だ。このTVチューナユニットで受信した番組はMPEG-2に圧縮されPCへと渡される。解像度は最大720×480ドット、ビットレートは2/4/6Mbpsの3種類からの選択が可能だ。もちろんこの映像はリアルタイムで鑑賞でき、HDDへ保存しておくこともできる。

 保存した映像は「DVD-MovieAlbumSE」を使って編集が行え、編集済みの映像は内蔵のDVDマルチドライブを使ってHDDはもちろんDVD-RやDVD-RAMへと保存することができる。オーサリングソフトとして「DVDfunSTUDIO」も用意されているので、各種民政用プレーヤで再生できるDVD-Videoを作成することも可能だ。



スピーカー
写真3 harman/kardon製ステレオスピーカ。容積の確保や振動によってHDDのヘッドが飛んでしまう問題の解決など、このスピーカの実装には多くのノウハウがあるという。

 映像面だけでなく音響面でも本機は優れた性能を持つ。液晶ヒンジ両脇にはharman/kardon製のステレオスピーカが搭載されている。サブウーファも本体底面に設置されており、澄んだ高音と深みのある低音を楽しめる。実際に視聴すると、スピーカの口径が小さいため迫力は少々欠けるが音質はクリアで心地よく、別途スピーカを用意しなくとも十分満足できる仕上がりとなっている。



DVDマルチドライブ搭載
トータルスペックは豪華仕様

天面
写真4 本体上面はつやを帯びたブルーに塗装されている。ブルーはDynaBook G6のシンボルカラー。

 CPUはインテルのMobile Pentium 4-M-1.80GHzを搭載する。G6シリーズは全4モデルのうち3モデルがこのCPUを採用しており、最上位モデルのG6/U22PDEWが唯一、Mobile Pentium 4-M-2.20GHzを搭載して一歩抜きん出たパワーを持っている。メインメモリは、2つあるメモリソケットの1つに512MB(PC2100 DDR SDRAM)が搭載されている。512MBのモジュールをもう1枚搭載することで最大1GBまで増設可能だ。HDDの容量は、2.5インチHDDでは最大容量となる60GBとなっている。動画を扱うとなると60GBではやや手狭に感じるかもしれないが、長期保存したいものは随時書き込み系DVDメディアに移していけば問題ないだろう。光ディスクドライブは、今夏に登場して話題となった、DVD-R/RW/RAMとCD-R/RWに書き込みが可能なDVDマルチドライブのスリムタイプ版を搭載する。エクスプローラから手軽に利用できるDVD-RAMはデータ保存用、DVDオーサリングのテストにはDVD-RWというように、ケースバイケースでメディアを使い分けできるメリットは大きい。



右側面 左側面
前面 背面
写真5~8 両側面、および前面、背面。本体後部に向かって緩やかに上面が盛り上がっており、もっとも厚い部分では55.2mmになる。インターフェイス類は、LANポートおよびモデムを除けば側面にあり。背面はすっきりしている。

 液晶は1600×1200ドット表示に対応する15インチパネルで、従来モデルの液晶パネルよりも左右視野角が50%、コントラスト比が約2倍向上したFine SuperView液晶を搭載している。左右視野角の値は公表されていないが、正面から自然なスタイルで液晶を見た限りでは、極端な色の変化やムラは感じられず視認性は良好だ。UXGAの解像度は、標準状態ではやや文字サイズが小さめだが、XGAとは比べものにならない表示情報量は確実に作業効率がアップする。描画を担当するグラフィックアクセラレータはNVIDIAのGeForce4 460 GOで、現在ノート向けとしては最速レベルの性能を誇る。3D描画機能はノートPCの代表的なウィークポイントとしてしばしば挙げられるが、このチップならば3D描画スピードは問題はない。

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