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アップルコンピュータ、デュアルPowerPC G4-1.42GHz搭載の『Power Mac G4』と『20インチCinema Display』を発表

2003年01月29日 16時29分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は28日、プロセッサーに、PowerPC G4-1GHz、またはデュアル構成のPowerPC G4-1.25/1.42GHzを搭載したデスクトップパソコン“Power Mac G4”と、20インチ液晶ディスプレー『20インチCinema Display(シネマディスプレイ)』を発表した。価格はPower Mac G4の1GHzモデルが18万9800円、デュアル1.25GHzモデルが24万9800円、デュアル1.42GHzモデルが33万9800円、20インチCinema Displayが16万4800円。併せて、ディスプレー製品の値下げも発表した。販売開始は、Power Mac G4の1GHzモデルとデュアル1.25GHzモデル、20インチCinema Displayが31日、デュアル1.42GHzモデルが3月上旬。オンラインストア“Apple Store(アップルストア)”と販売店で取り扱う。

『Power Mac G4』
『Power Mac G4』

『Power Mac G4』の1GHzモデル『M8839J/A』は、1MBの3次キャッシュメモリー(DDR)を搭載したPower PC G4-1GHz(システムバス133MHz)、256MBメモリー(PC2100対応DDR SDRAM)、GeForce4 MX(64MB DDR SDRAM)、60GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分7200回転)、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(CD-R書き込み32倍速/CD-RW書き換え10倍速/CD読み出し32倍速/DVD読み出し12倍速)を搭載し、PCIスロット×4、HDDドライブ拡張ベイ×4(空き3)、光ドライブ拡張ベイ×2(空き1)を装備する。インターフェースは、10/100/1000BASE-T、FireWire 800、FireWire 400×2、V.92対応56kbpsモデム、USB×4などを装備しており、オプションでIEEE 802.11g(ドラフト)準拠の無線LANカード『AirMac Extreme』とBluetooth 1.1モジュールを用意する。OSは、Mac OS X v10.2で、『iLife』を始めとするアプリケーションが付属する。電源はAC100~125V(6.5A)/200V~240V(7.5A)。本体サイズは幅227×奥行き468×高さ432mm、重量は19.1kg。

1.25GHzモデル『M8840J/A』は、1MBの3次キャッシュメモリーを搭載したPower PC G4-1.25GHz(システムバス167MHz)、256MBメモリー(PC2700対応DDR SDRAM)、RADEON 9600 PRO(64MB DDR SDRAM)、80GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分7200回転)を搭載するモデル。

1.42GHzモデル『M8841J/A』は、プロセッサーを2MBの3次キャッシュメモリーを搭載したPower PC G4-1.42GHz、メモリーを512MB、光ドライブを“SuperDrive”、HDDを120GBにした上位モデル。各モデルともB.T.O.に対応する。

『20インチCinema Display』
『20インチCinema Display』

『20インチCinema Display』は、20インチのTFT液晶ディスプレーで、画素ピッチは0.258mm。解像度は1680×1050ドットで約1670万色表示に対応。視野角は上下/左右170度。輝度は230cd/m2、コントラスト比は350:1。インターフェースはADC(Apple Display Connector)で、2ポートのUSB Hubを搭載する。電源はADCから供給。消費電力は最大60W(省電力モード次3W以下)。本体サイズは幅542×奥行き176×高さ439mm、重量は8.6kg。対応OSはMac OS X v10.2以降。

ディスプレー製品の値下げでは、『23インチCinema HD Display』の価格を44万9800円から24万9800円に、『17インチ Studio Display』を12万8000円から8万9800円に価格変更する。

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