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LPIとUnitedLinuxが認定プログラム新設で提携

2003年01月28日 18時16分更新

文● 編集部

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米UnitedLinuxは、米Linux Professional Institute(LPI)と提携し、『UnitedLinux』の認定プログラムを開始すると発表した。

この試験は、既存のLPI認定試験レベル1、レベル2試験に加え、『UnitedLinux』に関する試験を実施するというもの。既存のLPI認定試験レベル1(101、102)に加え、『UnitedLinux』の試験(103)に合格すると、“UnitedLinux Certified Professional”認定資格が与えられる。さらにLPI認定試験レベル2(201、202)に加えて『UnitedLinux』の試験(203)に合格すると“UnitedLinux Certified Expert”認定資格が与えられる。

試験はLPIとUnitedLinuxが共同で開発し、2003年第1四半期中に実施される予定。

この発表にあわせて、UnitedLinuxは開発者向けコミュニティサイト“UnitedLinux Developer's Zone”を開設したことを発表した。

“UnitedLinux Developer's Zone”は、開発者同士の情報交換を目的としたメーリングリストや、商用およびオープンソースの開発ツール提供、『UnitedLinux』のダウンロード、UnitedLinuxパートナー企業の開発リソースへのアクセス、UnitedLinuxが行なうWebキャストの予定表などを提供するもの。現在提供されているのはメーリングリストと技術情報、Webキャストの予定表、米IBMのソフトウェア評価キット『IBM Linux Software Evluation Kit』など。

また、パートナー企業には、先に発表された米IBMと米Advanced Micro Devices(AMD)に加え、あらたに米Hewlett Packardが加わったことが発表された。

UnitedLinuxはこれら開発者向けプログラムの提供で、開発者を支援するだけでなく、『UnitedLinux』へのフィードバックを得ることを期待しているという。

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