(株)日立製作所と(株)野村総合研究所(NRI)は27日、日立の分散トランザクション処理用ミドルウェア『OpenTP1』上で稼動している基幹業務システムのウェブシステム化を支援する開発環境を共同開発したと発表した。
これにより日立は、同社のウェブアプリケーション開発環境『Cosminexus Studio』に、両社が共同開発した画面遷移制御機能やバックエンドサーバー接続機能などを追加し、OpenTP1上で稼動している基幹業務システムを修正せずにウェブシステムへの移行が可能となる『Cosminexus Studio』を29日から販売する。価格は40万円から。対応OSはWindows NT 4.0/2000/XP。
併せて、Cosminexus Studioでウェブシステム化した基幹業務システムの実行環境として、ウェブアプリケーション実行環境『Cosminexus Application Server』、『OpenTP1』との連携ソフトウェア、基幹業務システムとウェブフロントシステムを接続するNRIの『オブジェクトワークス』をセットにした『Cosminexus/OpenTP1 Webフロントエンドセット』も29日から販売する。価格は370万円から。対応OSはWindows NT 4.0/2000。