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ソニーマーケティング、ステレオで録音できるICレコーダー『ICD-ST40』を発売

2003年01月24日 23時22分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は24日、ステレオマイクを内蔵し、ステレオ録音が行なえるICレコーダー『ICD-ST40』を2月21日に発売すると発表した。価格はオープン。パソコン接続キット『ICKIT-W9』も同時に発売する。価格は5500円。

『ICD-ST40』『ICD-ST40』

『ICD-ST40』は、独自の音声圧縮技術“LPEC(エルペック)ステレオ”を採用しており、内蔵する128MBのフラッシュメモリーに約5時間53分のステレオ録音が行なえるのが特徴。モノラルでは約47時間35分の録音が可能(LPモード)。サンプリングレートはステレオモードが44.1kHz、SPモードが16kHz、LPモードが8kHz。内蔵ステレオマイクは指向性のON/OFFが行なえ、90度までの回転も可能となっており、録音したい音の方向に向けることもできる。マイクの感度切り替えも行なえ、高感度マイクモードでは、小さくて聞こえにくい音を大きくすると同時に、全体の録音レベルを最適化して録音できる。録音したデータは、5つのフォルダーに分けて保存/管理でき、各フォルダーには99件まで録音できる。

再生機能では、再生スピードを変えても音程を自動調整する“デジタルピッチコントロール(DPC)”を搭載し、約2倍から約2分の1まで調整できる。電源は単4形乾電池×2で、別売のACアダプターも利用可能。アルカリ乾電池ではステレオで約10時間(録音)/約6.5時間(再生)駆動できる。本体サイズは幅41.5×奥行き13.3×高さ103.6mm、重量は約72g(電池込み)。USB端子を装備する。

『ICKIT-W9』は、専用USBケーブルとアプリケーションソフト『Digital Voice Editor Ver.2.1』のセット。新機能として、“LPECステレオ”に対応したほか、基本操作に必要な機能をまとめた小型ウィンドウをデスクトップの最前面に表示する“シンプルプレーヤーモード”を搭載。語学教材CDなどをパソコンに録音できる『CD Recording Tool for DVE』も追加されている。USB 1.1に対応する。対応機種はPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE。

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