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日立、“Crusoe”TM5800-1GHz搭載の企業向けB5モバイルノート『FLORA 210W』を発売

2003年01月24日 22時13分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は24日、企業向けに米トランスメタ社の“Crusoe”TM5800-1GHzを搭載したB5サイズのノートパソコン『FLORA 210W』と、B5ファイルサイズのノートパソコン『FLORA 220W』を同日付けで発売すると発表した。カスタムメイドに対応しており、価格は、FLORA 210Wが22万8000円から、FLORA 220Wが21万8000円から。出荷開始は2月28日。

『FLORA 210W』『FLORA 210W』

『FLORA 210W』は、TM5800-1GHz、台湾ALi社のM1535+チップセット、256MBのメモリー(DDR SDRAM)、15GBのHDD(Ulta ATA/100)、10.4インチの液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色表示)を搭載し、グラフィックスチップには米Silicon Motion社のLynx3DM+ (SM722)を採用(ビデオメモリーは8MB)。インターフェースはUSB 2.0×2、10/100BASE-TXなどで、CardBus対応PCカードスロット(Type II×1)を装備する。IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能、またはAirH”による128kbpsの通信機能を搭載する。AirH”対応モデルは、工場出荷時に電話番号を登録する“AirH”INプレ契約モデル”となっている。セキュリティー機能として、ポインティングパッドを利用した“手書きサイン認証”や“HDDパスワード機能”をサポートする。

手書きサイン認証“手書きサイン認証”をサポート

電源はリチウムイオンバッテリーまたはAC100Vで、消費電力は約13W(最大約40W/スタンバイ時約1.3W。駆動時間は約3.1時間(JEITA測定法1.0)で、オプションの『バッテリー(L)』を利用すれば約9.7時間利用できる。オプションのクレードルにセットしてパソコンの外付けHDDとして利用できる機能も搭載する。本体サイズは幅251×奥行き206×高さ19.7mm(最薄部13.7mm)、重量は約950g。OSはWindows XP Professional SP1またはWindows 2000 Professional(SP3)。3年間無償で保守サービスを行なう“3年無償保証”に対応する。

『FLORA 220W』『FLORA 220W』

『FLORA 220W』は、モバイルPentium III-M-1.20GHzまたはモバイルCelron-1GHzを搭載し、用途に応じてデバイスを交換できる“マルチパーパスベイ”を持つパフォーマンスモデル。チップセットはグラフィックス機能を内蔵した830MGで、メインメモリーは256MB(PC/133対応SDRAM)、HDDは30GB(Ultra ATA/100)。24倍速CD-ROMドライブ(マルチパーパスベイ)、低反射型の12.1インチTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色表示)を搭載する。インターフェースはUSB 1.1×2、IEEE1394、10/100BASE-TXなどで、CardBus対応PCカードスロット(Type II×1)を装備する。本体サイズは幅282×奥行き239×高さ25.4mm、重量は1.82kg。電源はリチウムイオンバッテリーまたはAC100V。消費電力は約21W(最大58W/スタンバイ時約1W。駆動時間は約3.5時間(Pentium IIIモデル)/3.3時間(Celeronモデル)。OSはWindows XP Professional SP1またはWindows 2000 Professional(SP3)。3年間無償で保守サービスを行なう“3年無償保証”に対応する。

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