エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(株)は23日、NTT東日本が提供するADSLサービス“フレッツ・ADSL”と、各モデムメーカーが製造/販売している、12Mbps対応ADSLモデムの接続性を確認できる試験環境を構築したと発表した。
これは、2002年5月に検証評価を開始した1.5M/8Mbpsに加え、12Mbps対応モデムの接続性を確認できるようにしたもので、接続性を確認できたモデムについては、“フレッツ・ADSL対応”と製品などに表示可能になるという。同社では27日に接続試験の受け付けを開始する。
接続確認の内容は、ADSLの伝送レイヤー接続性確認、上位レイヤーの接続試験。オプション試験として“エラーカウント数確認試験”も用意する。試験費用はモデム1機種あたり約230万円。エラーカウント数確認試験は1機種あたり50万円。ファームウェア変更などのバージョンアップの場合は、1機種あたり約15万円となる。