アルプス システム インテグレーション(株)(以下、ALSI)は、米Network Applianceのキャッシュサーバ『NetCache』に対応したURLフィルタリングソフト『InterSafe for NetCache』を発表した。
 | 『InterSafe for NetCache』 |
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『InterSafe for NetCache』は、“Internet Content Adaptation Protocol”(ICAP)(※1)に対応しており、『NetCache』との相互運用が可能なURLフィルタリングソフト。40以上の規制カテゴリを持ち、部署などのグループごとに異なるフィルタリングルールを適用することなどができる。
※1 ICAPは、米Akamai Technologiesと米Network Applianceを中心とする“ICAP Forum”によって策定されたプロトコル。Webページの翻訳や広告挿入、フィルタリングといったサービスを、Webサーバ上で実行するのではなく、キャッシュサーバと“ICAPサーバ”(クライアントのリクエストに応じたサービスを提供するサーバ)を利用して提供するというもの。ネットワークやWebサーバに負荷をかけることなくサービスを提供することができる。ALSIによれば、キャッシュサーバ導入によりネットワークのボトルネック解消が図られても、動画や音楽といったネットワークリソースを大量に消費するコンテンツによって効果が相殺されてしまうことがあり、『InterSafe for NetCache』を利用することで、企業内ネットワークなどでキャッシュサーバのパフォーマンスを生かし、業務効率の改善を図ることが可能になるという。
『InterSafe for NetCache』の動作環境は以下のとおり。
- Solaris版
- 対応OS……SPARC Solaris 8(Recommended Solaris 8 Patch Cluster、J2SE Solaris 8 Patch Clusterが必要)、SPARC Solaris 9(Recommended Solaris 9 Patch Clusterが必要)
- CPU……Ultra SPARC IIi-440MHz以上
- HDD……100MB以上の空き容量
- メモリ……512MB以上
- Linux版
- 対応OS……Red Hat Linux 7J／7.1／7.2／7.3(Standard C++ libraries for Red Hat 6.2 backwards compatibility C++ compilerが必要)、Thrbolinux 7 Server(libstdc++-compat-2.10.0-1が必要)
- CPU……Pentium III-1GHz以上
- HDD……100MB以上の空き容量
- メモリ……512MB以上
『InterSafe for NetCache』の価格は25ユーザ、契約期間1年で19万8000円。2月5日より販売される。また、ALSIは、2月5日より行なわれる“NET & COM 2003”で同製品のデモを行なう予定。
