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松下電器と三協精機、動圧流体軸受けモーターの生産委託品の出荷を開始

2003年01月14日 19時14分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)と(株)三協精機製作所は14日、動圧流体軸受けモーター事業に関する生産協業において、生産委託による量産品の出荷を開始したと発表した。

これは、松下電器産業のモータ社が設計したHDD用の2.5インチ動圧動圧流体軸受けモーターを三協精機が受託生産するもので、2002年12月に量産出荷を開始したという。生産はフィリピンのサンキョウセイキ・フィリピン(Sankyo Seiki (Philippine) Mfg.Corp)が行ない、当初は月産10万台程度を出荷し、順次拡大する予定。両社は、併せて、それぞれが保有する動圧流体軸受に関する特許について、クロスライセンス契約を締結したことも発表した。

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