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HDE、ウィルス駆除ソフト『HDE Anti-Virus for File Server』を発表

2003年01月14日 15時38分更新

文● 編集部

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(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは、ファイルサーバ管理ソフト『HDE File Server 2.5』にアンチウイルス機能を追加する『HDE Anti-Virus for File Server』を発表した。

『HDE Anti-Virus for File Server』
『HDE Anti-Virus for File Server』オプション設定画面。管理者のメールアドレスやプロキシサーバの設定などを行なう。

『HDE Anti-Virus for File Server』は、フィンランドF-Secureのアンチウイルスエンジンを採用した製品。Windows、DOS上で動作するウイルスやマクロウイルスだけでなく、Linuxウイルスにも対応しており、ファイルサーバ上におかれたファイルをスキャンし、ウイルスに感染している場合には自動的に駆除を行なう。ウイルスチェックは手動で行なうだけでなく、スケジューリングによる自動チェックも可能。リアルタイムスキャンには対応していない。パターンファイルは毎日自動でアップデートすることができる。

パターンファイル更新設定
パターンファイルの更新設定画面。パターンファイル更新のスケジューリングなどを行なう。

管理インターフェイスは『HDE File Server 2.5』に統合されており、『HDE Anti-Virus for File Server』をインストールすると自動的にメニュー画面に項目が追加される。

『HDE File Server』メニュー画面
『HDE Anti-Virus for File Server』をインストールすると、自動的に『HDE File Server』のメニュー項目に“アンチウイルス設定”が追加される。

『HDE Anti-Virus for File Server』は、Red Hat Linux 7.2/7.3/8.0/Advanced Server 2.1に対応している。そのほかのディストリビューションにも今後対応する予定だ。価格はファイルサーバを利用するクライアントマシンの台数にかかわらず5万円。2月7日より出荷される。

また、特別キャンペーン製品として、『HDE File Server』とバンドルした『HDE File Server with Anti-Virus特別キャンペーンパック』が2月7日から4月30日までの期間限定で販売される。価格は通常版が14万8000円、アカデミック価格版が11万2000円、既存ユーザー向け優待価格版が11万2000円。

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