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懐かしの “i810E”チップセットを搭載した「I810IL」 |
“TOMATO”のブランドと言えばわかる人も多いと思われるZIDAから、今となっては懐かしい“i810E”チップセットを搭載した17cm×17cmのSocket 370対応Mini ITXマザーボード「I810IL」が発売された。今回の製品も、まさに時代の流れに真っ向から逆らったような同社らしい作りとなっている。
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キーボード、マウス用PS2の他、 LANポート×1/シリアルポート×1/USB1.1×2というシンプルな構成 |
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EthernetコントローラにRealtek製“RTL8100BL”を搭載 |
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“TOMATO”のブランドと言えばわかる人も多いと思われるZIDA |
主なスペックは、オンボードVGA機能の他、10/100Base-TX対応EthernetコントローラにRealtek製“RTL8100BL”を搭載、サウンド機能には“AC'97”オーディオコーデックを採用している。メモリスロットがPC100まで対応のSDRAM DIMM×1、最大で256MBまで搭載可能、拡張スロットはボードサイズによる制限もありPCIスロットが1本のみとなり、AGPスロットは装備していない。また、IDEインターフェイスはUltra ATA/66までにしか対応ていない。各種インターフェイスはキーボード、マウス用PS2の他、LANポート×1/シリアルポート×1/USB1.1×2というシンプルな構成になっている。もっとも、CPUの対応がTualatinコア版PentiumIIIとCeleronに対応し、FSBは66/100/133MHzをサポートしているのは嬉しいところだろう。今となっては、仕様の面で見劣りのするI810ILだが17cm×17cmのMini ITXフォームファクタでSocket 370対応というのは珍しく、貴重な製品かもしれない。価格はスーパーコムサテライト、コムサテライト2号店、3号店共に9980円となっている。
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【取材協力】