アップルコンピュータ(株)は8日、都内で開催された“2003年新春の会”において“PowerBook G4”の新製品2機種を発表した。
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| アップルコンピュータ 代表取締役社長 原田永幸氏 |
1440×900ドット(16：10)表示の17インチ液晶ディスプレーを搭載した上位機“17インチ PowerBook G4”は、従来のIEEE1394aの2倍となる最高転送速度800Mbpsの高速シリアルポート“IEEE1394b(FireWire 800)”端子、2.4GHz帯を利用し最高転送速度54Mbpsの無線LAN“IEEE802.11g”、および無線通信機能“Bluetooth 1.1”などを内蔵し、本体サイズは厚さ1インチ(約25.4mm)、重量は3.09kgを実現したのが特徴。
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| 17インチ液晶ディスプレーを搭載したPowerBook G4の最上位モデル。光の加減で黄色がかっているが、ボディーカラーは12インチモデルと同様にアルミ合金そのものの銀色(無塗装) | 12インチ液晶ディスプレーを搭載した普及モデルのPowerBook G4 |
そのほかの主なスペックは、CPUにPowerPC G4-1GHz(L3キャッシュ1MB搭載)、メインメモリーにはPC2700(DDR333)対応のDDR SDRAM512MB、60GB HDDを搭載、グラフィックスチップに米エヌビディア(NVIDIA)社のGeForce4 440 Go(ビデオメモリー64MB)、光メディアドライブにはスロットインタイプの“SuperDrive”(DVD-R/CD-RW対応)を内蔵。IEEE1394a、USB 1.1×2、10/100/1000BASE-T対応のEthernetポート、PCカードスロットなどを標準装備する。日本での発売時期は3月で、価格は41万9800円。
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| 両機の左側面。手前が12インチ液晶モデル、奥が17インチ液晶モデル | 同じく右側面。手前の17インチモデルの光ドライブは前面右側。12インチモデルは右側面の奥に位置する |
1024×768ドット表示の12インチ液晶ディスプレーを搭載した普及モデルの“PowerBook G4”は、CPUにPowerPC G4-867MHz、メインメモリーにPC2100対応のDDR SDRAM256MB、40GB HDD、DVD-ROM＆CD-RW対応コンボドライブを搭載。グラフィックスチップはGeForce4 420 Go(ビデオメモリーは32MB)で、10/100BASE-TXのEthernetポート、Bluetooth 1.1を内蔵し、無線LAN機能はオプションで対応可能。日本での発売は1月末予定で、価格は22万9800円。
