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トラストガード、ブレードサーバのレンタルサービス“TrustGuard.NET”を開始

2002年12月27日 15時33分更新

文● 編集部

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トラストガード(株)は、レンタルサーバサービス“TrustGuard.NET”の提供開始を発表した。

データセンター
“TrustGuard.NET”サービスを提供する『TrustGuard/iSV』のラック。各ブレードを1日単位で自由に利用することができる

“TrustGuard.NET”は、(株)ブロードバンドタワーのデータセンターに設置したブレードサーバ『TrustGuard/iSV』を、ブレード単位で貸し出すというもの。『TrustGuard/iSV』は、4Uラックマウントサイズのシャーシに最大13枚のサーバブレードを収納することができる製品。ブレードにはMobile Pentium III-500MHz、256MBのメモリ(最大768MB)、2基の10/100BASE-TXポートなどを搭載する。

サーバブレードの貸し出しは最低1日から可能。ユーザーは借り受けたブレード上でroot権限をもち、自由にアプリケーションを利用することが可能になっている。OSはNFSサーバ上にあるものをマウントするか、オプションの20GB内蔵ハードディスクを利用すればネットワーク経由でインストールすることができる。現在利用できるOSは、Red Hat Linux 7.3またはFreeBSD 4.7-RELEASE。今後Windows 2000 Serverも利用できるように調整しているという。

利用料金は、内蔵ハードディスク、ネットワーク接続のない“ベースキット”が1サーバブレードあたり1日1000円、1カ月2万円から。100Mbpsのネットワーク接続と20GBの内蔵ハードディスクが提供される“ベーシックキット”は1サーバブレードあたり1日1500円、1カ月3万円から。トラストガードでは、短期的なイベントでの使用やデータセンター移行時の一時利用、科学技術計算などの用途を想定しており、500台のサーバブレードを用意してサービスを開始する。

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