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AOpenから真空管アンプを採用したマザーボードが“i845GE”を搭載して再び登場!

2002年12月21日 23時06分更新

文● HINOMOTO

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「AX4B-533Tube」
「AX4B-533Tube」

 AOpenから、以前オーディオ機能用に真空管アンプを採用したマザーボード「AX4B-533Tube」が発売されたが、今回その後継製品にあたる“i845GE”チップセットを搭載した「AX4GE Tube」が発売となった。同時にAX4GE TubeからSerial ATAコントローラを省略したモデルの「AX4GE Tube Japan」も登場している。なお、どちらもAX4B-533Tubeの時のように数量限定での販売というわけではなく、今後も通常商品として流通するようだ。



真空管まわり 真空管 金のプレート
真空管は開封された状態では基板上に搭載されておらず、 ユーザ自身が取り付ける必要がある真空管(Sovtek6922)は付属品としてパッケージに入っている真空管アンプを採用したマザーボードには、金のプレートが貼られている
Serial ATA パッケージ アンプのマニュアル
AX4B-533Tubeに搭載されるSerial ATAコントローラPromise“PDC20375”パッケージは、同社の他のシリーズとは雰囲気がかなりちがう日本語マニュアルのほかに、真空管アンプのマニュアルも付属する

 真空管は基板上に搭載されておらず、付属品としてパッケージに入っているのでユーザ自身が取り付ける必要がある。AOpenといえば比較的親切な日本語マニュアルが付属するが、今回の製品には別に真空管アンプの取り付けや機能、他の真空管の紹介などが書かれたマニュアルも同梱する。AX4GE Tubeで搭載されるSerial ATAコントローラはPromise“PDC20375”を採用し、その他の共通する主な仕様は、最大2GBまで増設可能なDDR333対応DIMMスロット×3、拡張スロットには4x対応AGPの他PCI×3という構成だ。Ethernetコントローラには10/100Base-TX対応のRealtek“RTL8100BL”をサウンド機能には Realtek製“AC'97”を採用している。オーバークロック機能のほうは、マニュアルによるとFSBが100~248MHzの間を1MHz刻み、 CPUコア電圧が1.10V~1.85V設定可能となっている。また、メーカーサイトによると同社オリジナルの「SilentTek」SilentBIOS」などといった機能を搭載することで静音性にも配慮しているという。価格はAX4B-533Tubeが2万3280円、AX4GE Tube Japanが1万9800円でテクノハウス東映で販売中。

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