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PowerShot S45

【第28回】高い撮影機能をコンパクトなボディで持ち運べる

2002年12月20日 00時00分更新

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創立25周年を記念してスタートした雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!

コンパクトなボディながら上位機に匹敵する高機能な撮影機能を持つ「PowerShot S45」

 コンパクト&スタイリッシュなデザインで最高級の画質を求めるのなら,迷わず「PowerShot S45」を選択するべきだ。理由は,コンシューマ機では同社の最高峰に位置づけられる「PowerShot G3」と同等の機能を,ポケットに入るコンパクトなサイズに凝縮しているからだ。

 PowerShot S45は,有効400万画素のCCDを搭載し,35~105mmの光学3倍ズームを搭載する。AFの測距点は従来の3つから9つに増え,そのうちのひとつを自由に選択できるアクティブフレームコントロールと併用することで,より自由な構図で撮影が可能になった。また,撮影シーンを予測するiSAPS技術による高速なAFと適切な露出/ホワイトバランスを決定することが可能だ。カメラの縦位置/横位置を自動的に判断し,プレビュー時に立て位置の写真は自動的に90度回転してくれるSIセンサーも便利な機能だ。

 キヤノンのPowerShotシリーズには,普及価格帯の「PowerShot A」,ハイスペック機の「PowerShot G」などがあり,本機はラインナップ的にAとGの中間に属する。外部ストロボ端子がないことやワイコンやテレコンに対応していないことが,上位機のPowerShot G3との違いだが,携帯性やスタイルを犠牲にせず,撮影する楽しみを存分に味わいたいと思う向きに,ぜひともお勧めしたい製品である。

月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る

高機能,多機能,カメラらしさも味わいたいがブコツな奴は持ち歩きたくないという高級コンパクトの代表機種S40の進化形。スペック性能とともに使い勝手も見直されて,ホームから背広族までカバーする余裕の設計だ。
SPEC
CCD 1/1.8インチ有効400万画素
レンズ 光学3倍ズーム(35mm換算35~105mm)
カード CF TypeII
出力解像度 最大2272×1704ドット

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