東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は20日、定額制接続サービス“フレッツ・ADSL”と“Bフレッツ”のユーザー向けに、ISPが提供するIP電話サービスに対応した端末機器の提供を2003年3月から順次提供を開始すると発表した。
提供する端末は、ISPが提供するIPサービスが利用できるほか、一般の電話機を利用できるのが特徴。ユーザーの利用環境に応じた複数のタイプを用意するという。ただし、ISPとのIP電話サービス利用契約は別途必要。具体的な提供条件などについては決まり次第発表するという。
同社では端末の技術情報などを開示するほか、提供する端末を利用したIP電話サービスの提供を検討するISPに対して個別に対応するとしている。
なお、同日付けで(株)朝日ネットが、インターネット接続サービス“ASAHIネット”において、対応端末を利用したサービスを提供する予定であると発表している。