電源を外付けにするという新たな発想で注目を集めている星野金属工業(ソルダム)のATXケース「EX1000R」とMicroATXケース「EX700R」。それらに続き、同じく外付け電源を採用したベアボーンPC「Cream(クリーム)」と「Baron(バロン)」のサンプル展示がTSUKUMO eX.で始まっている。どちらもマザーボードはキューブ型ベアボーンでお馴染みの「FB51」。
「Cream」は電源外付けによる小型化を重視したモデル。サイズは153(W)×285(D)×206(H)mmで、縦に置いた「FB51」のサイズぴったりというもの。ベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1とさすがに少ないが、AGP×1、PCI×1という拡張スロットはどちらも使え、Low Profileタイプではない通常のサイズのカードが差せる。
対して「Baron」は拡張性を重視したモデル。サイズは250(W)×296(D)×206(H)mmで、ドライブベイの位置など一見小振りなマイクロタワーケースといった外観。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×2。背面に装備された8cm角の排気ファンは、6段階の高さ調節が可能。
どちらも電源はこれまで登場しているケースと同様の350W外付け電源「Varius EX350」。前面にS/PIDF、オーディオIn/Out、USB2.0×2、IEEE1394×1の各ポートをそなえ、カラーバリエーションはシルバーメタリック、ブラック、ホワイトパールマイカの3色。店頭販売は来週半ば予定ということだが、星野金属工業(ソルダム)のウェブサイトではすでに販売受付が開始されている。Web販売価格はどちらのモデルもシルバーメタリックとブラックが5万9800円、ホワイトパールマイカが6万800円。
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