このページの本文へ

NTT-ME、FTTH方式による既存マンション向けインターネット接続サービスを開始

2002年12月19日 20時56分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は19日、マンション向けブロードバンドインターネットサービス“WAKWAKピアル”に、FTTH方式によるインターネット接続サービスを追加し、首都圏エリアから順次提供を開始すると発表した。

同サービスは、既存マンションの各住戸までシングルモード光ファイバーを敷設し、双方向100Mbpsの光回線を集合信号変換装置(メディアコンバーター)で共有できるインターネット接続サービス。サービスの導入を管理組合が承諾していることが前提条件で、管理組合も初期費用が必要となる。金額は個別見積り(総戸数30戸分の共有部光ケーブルを敷設する場合で約150万円から)。

提供イメージ
FTTH方式によるインターネット接続サービスの提供イメージ

基本サービスでは、NTT-MEが提供するインターネット接続サービス“WAKWAK”を利用し、1契約につき1メールアドレスと、ホームページ開設、電話とユーザー宅訪問による保守サポートを提供する。初期費用は2万9800円。月額料金は3980円(ISP(WAKWAK)利用料を含む)。メディアコンバーターが別途必要となる(1万9800円)。

そのほかに、SOHOなどのビジネスユースのマンション入居者は、一戸建住宅同様、東日本電信電話(株)(NTT東日本)のBフレッツ回線を各住戸まで直接敷設することも可能となる(この場合、NTT東日本とBフレッツ対応ISPへの申込みは自分で行なう)。

“ウイルスチェックサービス”(月額250円)、“WEBカメラサービス”(NTT東日本のBフレッツ回線を共用する場合で月額950円)、“パソコンセットアップサービス”(1万5000円から)をオプションで提供する。

なお、既存のマンション“スカイライトタワー(336戸:東京都中央区)で、20日に本格提供を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン