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NTT東日本、BフレッツでIPv6サービス実験を実施

2002年12月17日 18時36分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は17日、FTTHによる定額制接続サービス“Bフレッツ”のユーザー向けに、IPv6を利用したサービス実験を18日に開始すると発表した。期間は6ヵ月前後の予定。対象となるエリアは東京23区と東京都下の一部地域(一部エリアでは2003年2月に開始)。

概要図
IPv6サービス実験の概要図

サービス実験では、モニターに対して、端末ごとにユニークなIPv6アドレスを割り当てる。アドスレス対応した任意の端末名をDNS(Domain Name System)などに登録できることから、通信相手のIPv6アドレスや端末名を指定した端末間通信が行なえ、リアルタイムのデータ/映像/音声通信が可能。メッセージやファイルの転送時に通信相手の端末がオフラインの場合、端末名に対応したネットワーク上の相手方のディスクスペースに転送/蓄積するといったこともできるという。これらの機能は、現行のフレッツサービスのIPS経由によるインターネット接続とシームレスに利用できる。

同社ではサービス実験により、各種アプリケーションの利用シーンの調査や、ネットワーク/設備などの運用検証、伝送品質の技術的検証、接続環境の検証などを行なうとしている。実施エリアは、東京23区/調布市/狛江市の局番“03”のエリアで、2003年2月に開始するエリアは、東京都の三鷹市/武蔵野市/調布市/狛江市の局番“0422”“0424”(-26、40~43、80~90、98、99)のエリア。

モニター数は最大3000程度。参加は無料(Bフレッツの契約が必要)で、IPv6に対応した端末を用意する必要がある。申し込みはフレッツユーザー専用サイト“フレッツ・スクウェア”で18日から受け付ける(ビジネスタイプは24日から)。

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