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サン・マイクロシステムズ、企業ポータル構築ソフト『Sun ONE Portal Server 6.0』の販売を開始

2002年12月10日 22時53分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は10日、企業ポータル構築ソフトウェアの最新版となる『Sun ONE Portal Server 6.0』の販売を2003年1月15日に開始すると発表した。

画面イメージ
『Sun ONE Portal Server 6.0』

『Sun ONE Portal Server 6.0』は、企業内のさまざまな情報のポータルサイト(EIP:Enterprise Information Portal)を構築するためのソフトで、オンライン販売や金融サービス、電子行政サービスなどにも対応する。個人認証/情報の管理基盤ソフト『Sun ONE Identity Server 5.1』を統合したことによるシングルサインオン機能を搭載し、ポリシーベースの集中管理が可能。人事異動や組織改変、企業合併などによる組織の変化などに柔軟に対応できるのが特徴。

対応OSはSolaris 8/9で、2003年以降、Red Hat Linux 7.2、Windows 2000にも順次対応する予定。アプリケーションサーバーは、Sun ONE Web Serverのほか、米BEAシステムズ社のWebLogic、米IBM社のWebSphereに対応。プロセッサーあたりの価格は『Sun ONE Portal Server 6.0』が650万円、『Sun ONE Portal Server Secure Remote Access 6.0』が1050万円。

併せて、インターネット経由のセキュアーなリモートアクセス機能を提供するゲートウェイを追加した『Sun ONE Portal Server Secure Remote Access 6.0』も販売する。これは、厳格な情報管理が求められる行政関係のポータルサイトや、パートナーリレーション管理やサプライチェーン管理などのビジネスパートナーのポータルサイト向けの製品。

なお、米ヤフー社と米サン・マイクロシステムズ社のグローバル提携により、ヤフー(株)のポータル構築支援サービス“Yahoo!ポータルソリューション”を30日間無料で試用できるサービスを提供するという。

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