このページの本文へ

日本電算機、DVD-R/RWドライブやリムーバブルHDDを内蔵した“iBOX”の新製品を発表

2002年12月03日 23時53分更新

文● 編集部 佐久間康仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電算機(株)は3日、都内でホームサーバー“iBOXブロードメディアサーバー”の新製品説明会を開催し、DVD-R/RWドライブを内蔵した『iS3』、リムーバブルHDDを内蔵した『iS2-4』の2製品を7日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想店頭価格はiS3が15万9800円、iS2-4が16万9800円。

iS3 iS2-4
DVD-R/RWドライブを内蔵した新型iBOX『iS3』リムーバブルHDDを内蔵したiBOX『iS2-4』

iBOXブロードメディアサーバーは、HDDビデオレコーダー/ブロードバンドルーター機能および電子番組表“Bepg”/ウェブブラウザー/電子メールなどのアプリケーションを内蔵するホームAVサーバー。Bepgは同社がインターネット経由で独自配信している電子番組表で、この番組情報を利用してユーザーがよく見る番組を自動的に抽出する“パーソナライズ機能”も用意されている。

iS3は、DVD-R4倍速/DVD-RW2倍速書き込みが可能なDVD-R/RWドライブと80GB HDDを内蔵し、HDD内に録りためた番組をDVDに書き出すことができる(DVD-Video形式またはMPEG-2データとして)。また、将来はオンラインで動画編集ソフトを提供する予定もあるという(有償/無償は未定)。

iS2-4は、内蔵80GB HDDに加えて80GBのリムーバブルHDDを1台搭載し、HDD間でのデータ移動が可能。リムーバブルHDDは動作中に差し替えることが可能なホットプラグにも対応する(ただし、ソフトウェア上で書き込みを一時中断する必要がある)。リムーバブルHDDユニット(80GB)の価格は3万円。

石井孝利氏
代表取締役社長の石井孝利氏

なお、記者説明会では代表取締役社長の石井孝利氏から、「動画/静止画編集ソフトを配布し、iBOX単体での編集機能を追加するとともに、DynamicHTML対応などウェブブラウザーの機能強化やTV電話機能の追加も検討している。また、今回はDVD-R/RWドライブを内蔵したが、DVD±R/RWのモデルも2003年には投入予定。将来的には、2.4GHz帯で54Mbpsと広帯域の無線LAN規格“IEEE802.11g”も内蔵するつもりだ」などと将来の展望が明かされた。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン