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リコー、A3カラーレーザープリンター『IPSiO CX8200』など2製品を発売

2002年11月28日 23時05分更新

文● 編集部

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(株)リコーは28日、タンデム方式のA3カラーレーザープリンターの新製品として、スタンダードタイプの『IPSiO CX8200』と、カウンター保守方式“M-PaC”を採用した『IPSiO CX8200M』の2製品を12月4日に発売すると発表した。価格はCX8200Mが49万8000円、CX8200Mが52万円。今回発表した製品から、カラーレーザープリンターのシリーズ名を“IPSiO CX”とすることも発表した(CXはColor eXpressの意味)。

『IPSiO CX8200』
『IPSiO CX8200』

『IPSiO CX8200』は、64bit RISC CPU(RM-7000)の動作クロック周波数を従来製品の300MHzから500MHzに上げ、メモリー(SDRAM)も2倍の64MBを搭載したことで高速化を図ったのが特徴。CMYK4色のプリントエンジンを直線上に配置した“4連タンデムエンジン”によりカラーで毎分28枚、モノクロで毎分38枚の連続印刷が行なえる(ともにA4ヨコの場合)。ファーストプリントはカラーが12秒、モノクロが9秒。出力解像度は1200×1200dpi。プリンター言語にはWindowsに最適化した同社の“RPCS”を採用(PostScript 3やRP-GLほかをオプションで用意)。フォントは、明朝体、ゴシック体など14書体を搭載する。

本体サイズは幅575×奥行き678×高さ745mm、重量は約85kg。電源はAC100Vで消費電力は最大1200W(省エネモード時は20Wh以下、予熱モード時は200Wh以下)。インターフェースは、IEEE1284双方向パラレルと100BASE-TXを標準装備し、IEEE 802.11b準拠の無線LANカード『拡張無線LANボード タイプBII』(内蔵型、4万円)のほか、Bluetoothカード『ワイヤレスインターフェースボード タイプ BT1』(4万円)、USB 2.0カード『拡張USB2.0ボード タイプN4』(1万円)、IEEE1394/IP over 1394カード『拡張1394ボード タイプB』(2万円)などをオプションで提供する。ユーザーごとにカラー/モノクロの印刷制限を設定できる『アカウント拡張モジュール タイプC』(2万円)も用意する(CX8200は標準)。そのほか、オプションで、丁合や仕分け、ステープル、パンチ穴あけを自動処理できるフィニッシャーや、給紙テーブルなども用意する。

『IPSiO CX8200M』は、“M-PaC”と呼ぶ保守方式を採用したモデル。“M-PaC”は、トナーや感光体などの費用を含んだカウンター方式の保守システムで、毎月の出力枚数に応じた保守料金を支払うことにより、定期保守や故障時のカスタマーエンジニアの派遣の全費用なども含まれるのが特徴。基本料金は月額6800円。1カウントあたりの料金は、月間の利用が1カウントから1000カウントまでの場合、カラーが34円、モノクロが7.5円、1001から3000カウントまでの場合、カラーが28円、モノクロが5.7円、3001カウント以上では、カラーが22円、モノクロが5.3円。

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