このページの本文へ

セイ・テクノロジーズとミラクル・リナックスがLinuxサーバ運用管理分野で提携

2002年11月27日 22時43分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

セイ・テクノロジーズ(株)とミラクル・リナックス(株)は、Linuxサーバ運用管理分野で戦略提携したことを発表した。

セイ・テクノロジーズは、Windowsサーバ管理ソフト『BOM』を開発、販売。11月12日にホライズン・デジタル・エンタープライズ(株)との提携を発表し、『BOM Linux監視拡張オプションVer1.0』を11月29日に出荷することを発表している。

今回発表された提携により、両社は共同でLinuxサーバ管理分野での技術検証や連携、販売やマーケティング活動を共同で行なう。また、『MIRACLE LINUX』に対応した『BOM Linux監視拡張オプションVer1.0』を11月29日に出荷するとしている。

『BOM Linux監視拡張オプションVer1.0』は、監視対象のLinux上に特別なクライアントをインストールすることなく、監視サーバであるWindowsマシンからディスクの空き容量やサービスの稼働状況、メモリ使用状況監視などを行なうことができるというもの。監視対象のLinuxサーバに対し、監視サーバからSSHを通じて“モニタレット”と呼ばれる、監視スクリプトや監視プログラムが送り込まれ、Linuxサーバはその実行結果を監視サーバに送り返すことでシステム監視を実現する。

監視対象サーバのディストリビューションは『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1』のほか、『Red Hat Linux 7.1/7.2/7.3』も含まれる。監視サーバには『BOM Ver3.0』が必要になる。価格は11万8000円。

カテゴリートップへ