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【一足先に目撃!!】 特別編 ―NECのナゾの液晶一体型パソコンに肉迫する

2002年11月27日 23時26分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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『製品レビュー』ならびに各雑誌のレビュー記事に掲載予定の話題の新製品を、ASCII24編集部が各部の写真で一足先にレポートする「写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】」。今回は特別編ということで、NECが秋モデルと同時にお披露目した謎の新製品、液晶一体型パソコンにググッと肉迫する。

液晶一体型パソコン
NECが秋モデルの発表会で、唐突にお披露目した液晶一体型パソコン(本写真は、10月10日の発表会にて撮影)

いかにも現代的なファミリー 「ふたりのためのSimple&Stylish」

実はこの製品について、NECのウェブサイトにいくつかのヒントが掲載されている。それらを総合すると、

  • コンセプトは“ふたりのためのSimple&Stylish”
  • 17インチのワイド液晶一体型の本体
  • TVチューナーを内蔵
  • ハードウェアMPEG-2エンコーダを搭載
  • スロットインタイプのCD-RW&DVDコンボドライブを内蔵
  • 液晶画面そのものがスピーカーとなる『SoundVu』を採用
  • 低音を響かせるサブウーファーを内蔵
  • ワイヤレスキーボードを採用、光学式トラックボールとスクロールや戻る/進むなど5ボタンを装備

といった特徴が分かっている。特に“ふたりのためのSimple&Stylish”というコンセプトからは、現在TV CMが放映されている親子4人が1台のパソコンを切り替えて使う、というファミリー向けとは一線を画す印象を受ける。また、液晶一体型&ワイヤレスキーボードという製品構成は、NECがリビングパソコンとして開発した『simplem(シンプレム)』を思い起こさせる。

本体前面アップ
スロットインのCD-RW&DVDコンボドライブの隣に、メモリーカードスロットらしき穴が見える。その隣はIrDA端子か? 前面は鏡面加工が施されている


SoundVu
ニュートランスディーザース(NXT)社の開発した、平面パネルを振動させてスピーカーとして利用する“SoundVu”テクノロジーを利用している。秋モデルの17インチワイド液晶ディスプレーセット機『VT700/4D』でもこれが採用された


左側面
液晶ディスプレーの裏側は曲面的なデザインで、台座部のソリッドな三角形とコントラストをなすデザインだ。左側面にはUSB端子を備え、ヒンジ部分の両脇にサブウーファースピーカーが装備されているのが分かる


背面
背面の各種端子。TVチューナーのアンテナ入力端子、S-Videoおよびコンポジットのビデオ入力、モデム、Ethernet、電源が並ぶ


右側面液晶ディスプレー側にPCカードスロットが2つ縦に並んでいる。右側面にもUSB×2と、各種サウンド出力端子が並ぶ


画面傾斜角液晶ディスプレーを最大限傾けると、このような形になる。床においても画面が見やすそうだ

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