EPoXからKT400マザーボード「EP-8K9A3+」が発売された。ただのKT400マザーは珍しくはないが、Highpoint製“HPT374”チップにより、なんと4チャンネルIDE RAID機能を備えているというのがポイントだ。
基板右下にはチップセット本来の青いIDEインターフェイス、EPoXマザーではお馴染みのPOSTコード表示用LEDを挟んで4ポートの赤いIDE RAIDインターフェイス、その下にFDDポートと並んでおり、計7個のインターフェイスが並ぶ姿はインパクト十分。ただし、付属するケーブルはFDD用とIDE用が一本ずつのみ。ともにスマートケーブルであるところはユニークでありがたいところだが、6個のIDEインターフェイスをフルに活用するとなると当然ケーブルの買い足しが必要になるので注意。
拡張スロットはAGP×1、PCI×6、DIMM×3。マニュアルによればFSBは100MHzから255MHzまで1MHz刻みで、VCoreは1.400Vから1.850Vまで0.025V刻み、1.850から2.200Vまで0.050V刻みで、メモリ電圧は+0.00Vから+0.70Vまで0.10V刻みでそれぞれ設定が可能となっている。価格はコムサテライト2号店で1万5380円、TSUKUMO eX.で1万5799円と、機能を考えるとお買い得感のあるものとなっている。
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