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日本IBMとボーランドが提携──『DB2』にボーランドのRADツール体験版をバンドル

2002年11月15日 17時17分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)とボーランド(株)は、LinuxとWindowsのソフトウェア開発環境で協業することを発表した。

今回の発表は、米IBMと米Borlandが8月に発表した提携に基づくもの。日本アイ・ビー・エムとボーランドは、独自に日本語版のカスタマイズ・ガイドや技術資料を提供するなど、両社製品のマーケティング活動や販売を共同で推進するとしている。

両社は今回の提携に基づき、IBMのデータベース『DB2 ユニバーサル・データベース』とborlandのRADツール群を組み合わせたソフトウェア開発手法を共同で提案してゆく。具体的な協業内容は以下のとおり。

両社製品の相互提供
日本アイ・ビー・エムは、『DB2 Universal Developer's Edition』と『DB2 Personal Developer's Edition』に、ボーランドの『Delphi 7』、『C++ Builder 6』、『Kylix 3』の30日間限定トライアルCDをバンドルし、12月6日より提供する。
また、ボーランドは、『Delphi 7』、『C++ Builder 6』、『Kylix 3』に『DB2 Universal Developer's Edition』の試行版と日本語版カスタマイズ・ガイドを収録し、12月2日より提供する。
共同マーケティング活動の展開
日本アイ・ビー・エムのWebサイト上に、開発者向けのポータルサイトとなるボーランドのWebサイトを11月18日に開設するほか、日本語版Webサイトの相互リンクを進める。また、開発者向けのセミナーを共同で開催する。

共同マーケティング活動の第1弾として、11月18日より開催される“Borland Conference 2002 Tokyo”に日本アイ・ビー・エムがゴールドスポンサーとして協賛し、DB2を活用したWebアプリケーション構築方法を紹介するテクニカルセッションを開催する。

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