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生活環境条例で路上喫煙者に2000円の過料!連日、レッドカード対象者が!

2002年11月02日 20時13分更新

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中央通りを巡回中の区職員とガードマン

「俺はポイ捨てなんてしてないんだよ!」
年配の男性が、中央通り沿いで5~6人の男性に囲まれるなかで叫んでいた。
 10月1日から千代田区の一部地域を対象とした生活環境条例がスタートし注意や指導が行われていたが、昨日11月1日から当面2000円の過料がかかることになった。この条例のなかで秋葉原のほとんどが路上禁煙地区に指定されており、当然、歩行喫煙も禁止となっている。



区の職員の背中には「生活環境条例」の文字
区の職員と一緒に巡回しているガードマン。1人は手にポスターを持っている
中央通り沿いでは年配の男性にレッドカード

 秋葉原地区では、この日、ガードマン3名と区の職員2名が巡回にあたっていた。該当者を発見した時には注意を促し、2000円をその場で徴収する場合と、専用紙に住所・氏名などを記載して納付書が渡され、後日振り込むの場合の2パターンに分けられる。冒頭の男性には納付書が渡されたが、どうにも納得できないようす。昨日も通称パーツ通りで職員に囲まれている買い物客の姿が見られたが、テレビクルーなどもおり、人だかりができるなどものものしい雰囲気だった。
 現在、秋葉原では、あちこちにレッドカードを持った菊川怜のポスター(生活環境条例のポスター)が貼られている。しかし、事情を知らずに歩行喫煙する人も結構いるようで、過料徴収開始初日の昨日も数十人が対象となってしまったようだ。
 この連休、まだまだレッドカードを渡される人は増えそうな秋葉原。うっかり…ということがないよう、愛煙家は注意していただきたい。



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