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ライブドアが負債16億円で民事再生法を申請――プロバイダー事業はオン・ザ・エッヂに譲渡

2002年10月31日 19時15分更新

文● 編集部

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(株)オン・ザ・エッヂは31日、(株)ライブドアが民事再生法を申請したことを受けて、ライブドアの営業すべての譲渡を受けることで契約書を締結したと発表した。譲り受けの金額は1億2000万円から2億円。営業譲渡の期日は11月29日の予定。

ライブドアは、1999年8月に設立され、インターネット無料接続サービス“livedoor”として、150万以上の登録ユーザーを持つ業界6位のISPであるが、インフラを整備するための先行投資や広告宣伝費、社員の経費などが負担となり、赤字が続いていた。

オン・ザ・エッヂは、ライブドアからISP事業と関連サービス事業を含む営業すべて(原則として債権と債務は除く)の譲渡を受けることで、コンシューマー向けビジネスの基盤の強化を図る。譲渡に伴い、同事業のリストラクチャリングも完了し、営業譲渡を受けた初月から単月黒字となる予定。

なお、ライブドアが提供していた無料のダイヤルアップ接続サービスは、サービス対象地域を拡大して継続する予定としており、カスタマーサポートや無料ホームページ、ドメイン取得を含むコンシューマー向けサービス、ISP事業者向けアクセスポイントサービスなどもすべてオン・ザ・エッヂが継承して提供する。

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