日本テレコム(株)は30日、放送事業者向けの非圧縮映像伝送サービスを11月1日に開始すると発表した。これは長距離デジタル非圧縮映像伝送技術を利用して提供するサービス。
『メディアコンバータ』 |
このサービスは、従来、圧縮して伝送していたハイビジョンなどのHDTVや標準テレビ(SDTV)の映像において問題となっていた、圧縮により発生する映像伝送の遅延や、生放送での遠隔地との掛け合いにおける遅延などを少なくできるうえ、映像の劣化なども起こさないのが特徴。サービスには、同社が(株)メディアリンクスと共同開発した非圧縮長距離伝送装置『メディアコンバータ』を利用し、サービスは、品目が1.5Gbpsと270Mbps、提供エリアは東名阪地区で、順次拡大の予定。