米Sendmailの日本オフィスは、地方自治体や中央省庁を結ぶ総合行政ネットワーク「LGWAN」に対応したメッセージングソリューション『Mailstream Manager LGWANソリューション』を発表した。
『Mailstream Manager LGWANソリューション』管理画面。 |
『Mailstream Manager LGWANソリューション』は、既存の『Sendmail』メッセージング製品と、LGWAN接続ソリューションを組み合わせたもの。LGWANで提供される“xxx@xxx.lg.jp”というメールアドレスと、各自治体が持つ、“xxx@xxx.or.jp”といった既存メールアドレスの違いを意識することなく、メッセージングサービスを利用することが可能になるという。
既存の『Sendmail』メッセージング製品は以下のようなものがある。いずれもRed Hat Linux、SuSE Linux、Solaris、AIX、Windows NT/2000で動作する。
- フィルタリング機能を搭載した、企業、通信事業者向けMTA『Sendmail Swich Version 2.1 日本語版』
- 通信事業者向けPOP/IMAPサーバ『Sendmail Advanced Message Server』
- LDAPサーバ『Sendmail Directory Server』
- Webブラウザ、携帯端末からメールサーバへのアクセスを可能にする製品『Sendmail Mobile Messenger』
- 大規模メール配送ソリューション『Server Sendmail HVMS』
製品はSI企業を通じて販売され、価格はシステム構成に依存する。