デルコンピュータ(株)は23日、ストレージ製品“Dell/EMC”シリーズのミッドレンジモデルとして『Dell/EMC CX400』を発表した。同日付けで販売を開始する。
『Dell/EMC CX400』 |
『Dell/EMC CX400』は、FibreChannelに対応し、SAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Storage)などの環境で、ビデオストリーミングやExchangeサーバーのクラスタリング、中規模データベースなどの用途に向けたストレージ製品。I/O性能は毎秒6万I/O。データ転送速度(キャッシュ転送速度)は毎秒680MBで、ディスクを最大4.4TBまで(60台まで)拡張できるのが特徴。既存のシステムとのデータ共有や転送にも対応する。ストレージプロセッサーとDAE2で構成され、サイズはストレージプロセッサーが幅445×奥行き700×高さ134mm(4U)で重量は最大52kg、DAE2が幅445×奥行き609×高さ134mm(3U)で重量は最大40kg。搭載するディスクドライブは36GB(毎分1万回転/毎分1万5000回転)、または73GB(毎分1万回転)。RAID 0、1、1/0、3、5をサポートする。ストレージプロセッサーごとにXeon-800MHzを搭載する。コンサルティングサービスや保守サービスなども提供するとしている。価格は、3年間の保守サービスが付属して、720万円台から。