エヌイーシーインフロンティア(株)は22日、データ蓄積/集計機能/簡易ウェブサーバー機能を搭載した双方向型の遠隔監視システム『コルソス CSDX』を30日に発売すると発表した。価格は35万円(設置工事/調整費はのぞく)。
『コルソス CSDX』 |
『コルソス CSDX』にはウェブサーバーの機能が搭載されており、設備機器の日報/月報を作成したり、稼動状況を遠隔地にあるパソコンのウェブブラウザーから閲覧したりできる。これらのデータは、内蔵メモリーにCSV形式で保存されるので、ダウンロードして管理帳票などを作成しやすくなっているという。
異常を通報する際は、本機からISPなどへの自動ダイアルアップを行なって電子メールで通知したり、音声合成メッセージでの通報が可能。
本体サイズは幅210×奥行き65×高さ300mm、重量は約1.6kg。電源はAC100V/AC200V/DC24V。
一般の電話回線(アナログ)や既設のLANに接続できるため、ウェブカメラや画像伝送装置などとのシステム化が可能という。また、汎用のRS-232C通信ポートを利用したシステムの拡張や、2003年1月にはPHSや(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのパケット通信サービス“DoPa(ドゥーパ)”への対応を予定しているという。