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日本SGI、『TP9500 RAIDストレージアレイ』を発表

2002年10月19日 00時36分更新

文● 編集部

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日本SGI(株)は、『SGI Total Performance 9500 RAIDストレージアレイ』(以下、TP9500)を発表した。

『SGI Total Performance 9500 RAIDストレージアレイ』『SGI Total Performance 9500 RAIDストレージアレイ』

TP9500は、2Gbpsファイバチャネル接続をサポートしたストレージアレイ。システムはストレージを収納する「ディスクエンクロージャ」と、1GBのキャッシュを内蔵したRAIDコントローラを2基搭載する「コントローラエンクロージャ」から構成される。1台のディスクエンクロージャには14台のディスクドライブを収納でき、最大約2TBのストレージを格納することができる。コントローラエンクロージャは1台あたり最大224台のストレージを取り扱うことが可能で、1台のTP9500システムでは、最大22.5TBのストレージを搭載できる。システムの可用性を高めるため、電源やRAIDコントローラ、キャッシュ、インターフェイスなどを2重化している。

またTP9500には、ディスクスペースの一部を利用して変更分のデータのみをバックアップし、システムの復元を高速化する「スナップコピー機能」や、SANを経由してもう一台のTP9500システムにデータを復元する「リモート・ボリュームミラーリング機能」がオプションで提供される。サポートされるホストOSは以下のとおり。

  • IRIX
  • Linux
  • Solaris
  • HP-UX
  • AIX
  • Windows NT/2000
  • Mac OS

標準価格は、ストレージ容量1TBあたり3000万円から。官公庁や大学の研究機関など、大規模で複雑な情報の高速処理が必要な業界をターゲットに販売される。

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