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日立、動画表示性能を向上させた20インチワイド液晶テレビを発表

2002年10月17日 20時10分更新

文● 編集部 高橋洋子

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(株)日立製作所は17日、ハイビジョン高画質テレビ“Wooo(ウー)”シリーズに、新開発のパネルを採用し、WXGA(1280×768ドット)の表示に対応した20V型ワイド液晶テレビ『W20-LC3000』を追加し、12月7日に発売すると発表した。価格はオープン。

W20-LC3000
『W20-LC3000』

同製品は、(株)日立ディスプレイズが開発した“アドバンスドスーパーピュアカラー液晶”パネルを採用し、上下左右170度の視野角と450cd/m2の輝度を可能にしている。また、一定間隔で黒のデータを画面に書き込む“スーパーインパルス表示技術”により動画のぼやけや残像感を解消したほか、中間階調での応答速度を改善するLSIなども搭載。 さらに、同社独自のデジタル映像処理技術“DIPP(デジタル・イメージ・ピクセル・プロセッサー)”の搭載により、映像の種類に応じた最適化処理に対応する。

本体サイズは幅624×奥行き214.3×高さ398mm、重さは約8kg。消費電力は約98W、電源はAC100V(50/60Hz)。受信チャンネルはVHF1~12ch、UHF13~62ch、CATVC13~C38ch。入出力端子は、ビデオ入力3系統、S2ビデオ入力2系統、コンポーネント入力(D4端子)1系統、ヘッドホン出力1系統、パソコン入力1系統(D-sub 15ピン)。VGA/SVGA/XGA/WXGAの解像度でパソコン画面の表示が行なえる。

(株)日立製作所ユビキタスプラットフォームグループインターネットプラットフォーム事業部事業部長の大石志郎氏

同社は、都内で記者会見を開催し、今回の製品投入をもって液晶テレビ市場に本格的に参入し、パーソナルサイズから大画面まで幅広い展開を行なうとしている。(株)日立製作所ユビキタスプラットフォームグループインターネットプラットフォーム事業部事業部長の大石志郎氏によると、「想定している実売価格は高級ノートPCくらい」とのことだ。

デモ機
会場に展示されていたデモ機

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