(株)デジオンは16日、オーディオ編集ソフト『DigiOnSound3』と機能限定版の『DigiOnSound Express』を11月8日に発売すると発表した。価格は『DigiOnSound3』スタンダード版が4万5000円、アカデミック版が1万9800円、『DigiOnSound Express』が9800円。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE。
『DigiOnSound3』 | 『DigiOnSound Express』 |
前バージョンからは“音楽CD作成機能”が追加されたほか、読み書き可能なファイルとして、Ogg Vorbis形式とmp3PRO形式に対応した。また、同ソフトの“周波数分析機能”では解析データをCSV形式で保存することが可能になった。
また、ノイズリダクションの機能については、アナログレコードの針飛び音を除去する“クラックルノイズリダクション”、サウンドカードで録音した場合の電源ノイズを除去する“ハムノイズリダクション”が追加された。
また、『DigiOnSound3』については、MPEG-1/2形式に対応しているほか、独Steinberg Media Technologies(スタインバーグ)社のオーディオドライバー『ASIO(Steinberg Audio Stream I/O Interface)』に対応しており、トラック数無制限で多チャンネル同時録音が可能となっている。
動作環境は、CPUがPentium-300MHz以上(クラックルノイズの除去やMPEG 1/2を扱う場合にはPentium III-1GHz以上が必要)、メモリーが64MB以上(Windows XPでは128MB以上)。HDDの空き容量が100MB以上。なお、これまでの同シリーズのパッケージ版は(株)ジャストシステムが販売していたが、今回のバージョンからはデジオンからの販売となった。