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コンパック、PXA250-400MHzと半透過型液晶を搭載したPDA“iPAQ Pocket PC H3900”を発売

2002年10月03日 18時13分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は3日、携帯情報端末(PDA)の新製品として、400MHz動作のインテルPXA250アプリケーションプロセッサーと3.8インチ半透過型TFTカラー液晶ディスプレー(240×320ドット、6万5536色)を搭載した“iPAQ Pocket PC(アイパック ポケット ピーシー) H3900シリーズ”2モデルを発表した。パソコンのネット直販事業“コンパック ダイレクトプラス”を通じて同日付けで受注を開始する。価格と出荷時期は『iPAQ Pocket PC H3950』が4万9800円で10月上旬、Bluetooth(Ver.1.1準拠)通信モジュールを搭載した『同 H3970』が6万4800円で10月下旬。

“iPAQ Pocket PC H3900”“iPAQ Pocket PC H3900”

両モデルともに、CPUにインテルPXA250-400MHz、OSにPocket PC 2002 Softwareを採用する。液晶パネルを従来製品の反射型から半透過型に変更し、バックライトには多段階対応型輝度センサーを採用している。64MBのSDRAMメモリー、48MBのフラッシュメモリー(H3950は32MB)、SDカード/MMC対応のカードスロット、Consumer IR&IrDA Ver.1.2準拠の赤外線ポート、クレードル用データ通信ポート(USBまたはシリアル接続、22ピン)、拡張パック(ジャケット)用ポート(100ピン)を装備する。電源はACアダプターまたは内蔵リチウムポリマーバッテリー。バッテリー使用時の駆動時間は最大14時間。本体サイズは幅84×奥行き16×高さ134mm、重量は約184g。

USBとシリアルの両方の端子を搭載したユニバーサルクレードル、液晶画面を保護するカバーパックが付属する。赤外線リモートコントローラー制御ソフトウェア『Nevo』、画像表示ソフトウェア『iPAQ Image Viewer』、バックアップ用ソフトウェア『iPAQ Backup』などをフラッシュメモリーに内蔵する。なお、SDIO専用ドライバーは後日ウェブなどで提供する予定だが、各社SDIOデバイスを保証するものではないとしている。

なお、同シリーズの本体と純正オプション製品を同時に購入すると、オプション製品の価格を一律10パーセント割引きする。

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